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ねっ ちゅう しょう♡(猛暑日続きの中国地方)

中国地方も7/21(日)に梅雨明けを迎えたましたね。
(仮定ではあるのですけれども)
そしてその当日から最高気温は猛暑・真夏日とその予報続きでまあ外出自体も億劫になる状況。

もうこの急激な気温上昇自体には慣れてきてしまっている部分もあるものの、身体の方はやはり正直でだいぶ堪える日々が続いております。

中国地方各県の猛暑及び熱中症報道

日付と報道元を絞っての中国地方各県の報道まとめ

2024/07/22(月)
府中市で38度超の危険な暑さ 23日も熱中症に警戒を|NHK 広島 (2024/07/22)

各地で猛暑日 23日も厳しい暑さ 熱中症警戒アラート発表|NHK 岡山 (2024/07/22)

山口県含む九州北部が梅雨明け 各地で猛暑日ことし1番の暑さ|NHK 山口 (2024/07/22)

猛烈な暑さ 津和野町で36.8度 23日も熱中症対策徹底を|NHK 島根 (2024/07/22)

日付と記事元をNHKに絞って報道を確認してみても、鳥取県を除いて当日の猛暑っぷりが報じられていました。
(鳥取は熱中症警戒アラート情報だけはありましたが…)

中国地方各県ローカルテレビの報道まとめ

各県の22~25日までの報道を確認してみると…

広島県

「段違いの暑さ」プールに長い列 府中市で38.3℃など各地で35℃超の猛暑日に 「大暑」の広島 -RCC(中国放送) (2024/07/22)

猛烈な暑さ続く「プールの水が温かくなるくらい暑かった」 広島 -広島ホームテレビ (2024/07/23)

3日連続「熱中症警戒アラート」 ビルの窓の清掃作業員など19人が熱中症で搬送 24日も警戒が必要 -TSS(テレビ新広島) (2024/07/23)

広島県内各地で猛暑日を記録 こどもたちは屋内で夏休みを満喫! |広テレ (2024/07/25)


岡山県

【危険な暑さ】岡山・香川各地で24年の最高気温 7月23日も両県に熱中症警戒アラートを発表 | OHK(岡山放送) (2024/07/22)

22日は「大暑」 岡山・香川の各地で最高気温を更新 熱中症疑いで43人搬送 | KSB(瀬戸内海放送) (2024/07/22)

25日 倉敷と笠岡では今季最高となる36℃ 「これはすごく面白い文化」高校では外国人留学生らが浴衣の着付け体験【岡山】-RSK(山陽放送) (2024/07/25)


山口県

山口県梅雨明け…猛烈な暑さに警戒を…熱中症とみられる救急搬送7月200人超える|KRY(山口放送) (2024/07/22)

23日も気温が上がる 県内各地で猛暑日や真夏日に|NHK 山口 (2024/07/23)


島根県

川本町で最高気温36.3度 今季最も暑い日に 熱中症に注意|NHK 島根 (2024/07/23)


鳥取県

保育士が熱中症の疑いで救急搬送 園児をプールに入れたあと体調不良訴え -BSS(山陰放送) (2024/07/23)
※鳥取県内で当日確認された3事例が纏められた記事

鳥取砂丘を訪れた観光客、めまい・手足のしびれを感じ熱中疑いで救急搬送 水分はしっかり摂っていたが… -同上 (2024/07/25)

これだけの猛暑、熱中症患者の発生報道もどうしても多い状況です。

本日(2024/07/26)もNHKでは熱中症被害や警戒アラートの情報、そして11時頃に地方気象台が発表した「長期間の高温に関する気象情報」を伝えていました。
27日の岡山県に熱中症警戒アラート 岡山市で最高37度予想|NHK 岡山 (2024/07/26)

鳥取県内で37度を超える猛烈な暑さ 熱中症の疑い11人搬送|NHK 鳥取 (2024/07/26)

4年ぶり 気象台「長期間の高温に関する気象情報」|NHK 山口 (2024/07/26)


天気予報上では来週もガッツリ猛暑・真夏日が続く予想。
溜まったもんじゃないですわね…と。

中国地方 夏空と猛暑続く 体温超えも増 午後は雷雨 屋外レジャーは天気急変に注意 -tenkijp (2024/07/25)


熱中症予防・対策とそのための基礎知識

そんな感じで夏季流行感染症やCOVID-19と共に、患者が増加中である「熱中症
県によっては医療逼迫の可能性も高まっているなか、個人や社会で出来る予防・対策の実施重要度が高まっています。

そのためにもまずは「熱中症の基本」を知り学んでおく必要があるわけですが…
それに適した情報サイトが環境省より提供されていたりします。
熱中症の基礎知識 -熱中症予防情報サイト(環境省)

こちらのサイトでは熱中症の発症要因や予防対策についての解説、発症時の応急処置等の基本情報が掲載されたページが用意されています。
文章の読解が苦手…という人のために解説動画もあるので、そういう点でも便利な情報集約サイトです。
熱中症警戒アラートの情報も、こちらで公開されています。

もう一つ便利なサイトがあります。
熱中症ゼロへ (一般財団法人 日本気象協会)

こちらは先の環境省のサイトと比べて注意が必要な年齢層や暑熱環境下に置かれやすい人・動物へ向けた予防対策情報を掲載していたりと、対象の条件ごとのケースへの備え方の情報もあって勉強になり助かるサイトです。

※依怙贔屓
備後府中市では先月に各種SNS、今月からYouTube上での配信活動を開始した「広島県府中市公認広報キャラクター」の『大夢楽咲煌』ちゃんが、熱中症対策に役立つ情報の発信動画を投稿されていたりしますので是非~
熱中症対策動画 (リスト) -広島県府中市広報channel


これらのサイトで解説されている発症要因等の基本について学んだ上で、挙げられる私達一般人の出来る基本的な予防・対策は凡そ3つでしょうか。

  • 暑熱環境下に長居したりせず、涼しい環境に居る・作ること

  • 脱水状態を避けるために、適時に水分・適度に塩分を補給すること

  • 外出時は日傘を差したり帽子を被って体温の急上昇を防ぎ、涼しい服装を纏ってタオル等でも汗を拭えるようにして、体温調節を正常に機能させやすくすること

同時にこれらを支える大前提たる礎石「健康的な生活を送って健常な身体づくりをすること」があります。
※細かい部分は先に紹介した2つのサイトに目を通していただければと思います。

人によっては「それが出来たら苦労しない」という人・集団もいらっしゃると思いますが、ここら辺の基本を学び覚えているか否かは救急到着前の患者への現場対応や個人・集団での予防・対策意識の有無・濃薄や環境構築の切っ掛けにも響いてくるものです。
冷笑したり憤慨せずに、頭の片隅に入れとく位でも平静に学んで理解を深めていただければ幸いです。


中国地方ローカルテレビの発信する、熱中症状の概要や予防・対策

症状の概要や屋内での予防・対策、患者発生時の救急到着までの訓練など、出来る備えはしておきましょう。

熱中症搬送増加 6割が屋内「エアコン・扇風機・水分補給を」|NHK 広島 (2024/07/22)

【山口天気 夕刊7/23】熱中症救急搬送が令和最速で増加中…軽い体調不良でも油断は禁物! 今週後半は蒸し暑さに加え天気不安定も注意|KRY(山口放送) (2024/07/23)

中学校で熱中症対応訓練 部活動中に多数の生徒が症状を訴えたら…|KRY(山口放送) (2024/07/25)


エアコン活用

冷涼環境を作る上で大事な機器の一つである「エアコン」。
加齢に伴い体温調節機能も低下している高齢者の熱中症事案では、よくエアコンの未使用が挙げられていますね。
今の本邦ではエアコン無しの生活は正直危険ですらあるので、未設置のお家は出来ればオンシーズンに入る前に導入しておきたい物です。

諸費高騰の続く現状では電気代の節約をしたい…という人は多く、そのためにエアコンを未使用という人もいるのかもしれません。
そういう方向けに、どうすれば電気代の節約になる運用が出来るかの検証結果を取り上げた記事があったり。

猛暑の夏…エアコンの冷房、電気代を安くするには?「設定温度下げるor風量上げる」「風量 弱or自動」「風向き ななめ下or水平」 「室外機に濡れタオル」は…実は逆効果 -BSS(山陰放送) (2024/07/23)

エアコン 風量は「弱」「自動」どっちがお得?「-1℃」と「強」はどっちが冷える?酷暑だからこそ実践したい“節約術” -RSK(山陽放送) (2024/07/25)

上述2記事の引用元となっているダイキンの解説は、紹介分も含めて役立つものが多いですので是非。
エアコンの電気代を節約する方法 | ダイキン工業株式会社


例年に増して猛暑・真夏日が7月時点で多い今年。
広島地方気象台からも「長期間の高温に関する中国地方気象情報」が発表されているほどです。

今後も身体が堪える暑熱環境が続き無策では熱中症を発症する危険性も高い状況も続きますが、「熱中症の基本」を学んで予防・対策の知識も付けておくことで発症の可能性は下げられます。
熱中症もまた、個々人で予防・対策が出来る疾患なのです。

夏季流行感染症やCOVID-19の感染拡大で医療逼迫の危機が迫る情勢下、熱中症の予防・対策もしっかりと行ってその状況を回避出来るようにして、今夏の感染症・熱中症の犠牲者や患者を最小限に留めたいですね。



執筆後記

地球の温暖化等に伴う気象の変化で、年々厳しくなっている本邦の暑熱環境。
本当に夏場の外出は億劫になります…
しかし同時に今時期は楽しいイベント盛り沢山なので、外出したいと思わせてくれるものも多いです。

そういった場で熱中症を発症してしまったり、作業中に倒れてしまったりで自身にとって楽しい時間を無くしてしまわないようにするためにも、熱中症への適切な予防・対策が民に周知されて各々が備えられるようになるのが大事…ということで本記事を執筆してみました。

実際には会社の方針やら自身の状況で、そういう備えが難しい人もいらっしゃるかと思いますが、それでも少しでも学んで知識を持っていればふとした時に「そういえば…」という形で役立つ瞬間が生まれたりするものです。
(会社の方針で熱中症の予防対策が出来ない場合は、そこは退職した方が良い気はしますが…)

万が一発症してしまっても被害を軽減する意味でも知識を蓄えておくのは大事。
発症の危険性が常にある職種の方の場合は、寧ろそのために学んでおくのが大事、と言えると思います。
(予防・対策ってそういうものですし)

なんにせよ、今後も身体が堪える猛暑が続く予想の2024年の今夏。
出来る予防・対策を実施して、楽しい夏・楽しむために備える夏を過ごせるようにしましょうね。