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【つくり手・クリエイター目線を学ぶ】三豊市教育委員会と一緒に中高生向けの情報発信講座「SNSマガジン講座」を開催したよ。

どうも、瀬戸内サニー株式会社社長のオオサキリューシです。YouTuber サニーとして活動してます。

昨年、多度津町で実施したSNSなどのデジタルリテラシー向上を目的としたSNSリカレントスクール。今年は、中高生を対象として「SNSマガジン講座」という建て付けで、三豊市教育委員会主催、弊社運営のもと、夏休み期間に3日間連続で実施しました。

デザインはfood'sさん、ありがとうございます。

それぞれYouTube、Instagram、TikTokの3部構成。今回は中高生対象だったこともあり、ワクワクしてもらうことを大切にお話をしたんだけど、1日目は人見知りだった子が、3日目には表情を変えて自分の夢や思いなどを語ってくれるようになってくれていたのがとっても嬉しかったです。振り返りの意味も込めて記事にしています。

昨年の多度津町での記事はこちら👇 

1日目:YouTube講座💡

今回集まってくれたのは三豊市内外の学生、あとデザイナーや議員さんなど大人の皆さんも参加いただきました。最初はYouTubeに関する基礎講座。また中高生によりYouTubeの理解度を深めてもらうために、ヒカキンさんの過去動画を振り返り、どういう変遷でYouTube業界が変化をしてきたのかのお話をしました。

そこからお次は「三豊を面白くするYouTubeアイディアワークショップ」を開催して、最終的にはYouTubeのサムネイル(表紙)の作り込みにチャレンジ。

ワークショップ体験の様子。
YouTuberのコンテンツの裏側についてお話しました。

以下、実際にできたのがこちらのサムネイルとタイトルです。めっちゃいい感じにできたと思います(笑)企画を考えるにあたっても、どうすれば面白くなるか、その辺りブレストをしながらプロのYouTuber(自分で言うのは恥ずかしい笑)がブラッシュアップをしました。また当日は大学生やデザイナーもサポートとして入り、一緒にサムネイルの作り込みをしました。

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まとめ:面白いと思うアイディアをひたすら考えるので普段とは違う脳みその使い方をするんですが、サムネ制作もフォントをどこにおくか、どういう色にするか、一瞬で理解してもらうためのフォント数や配色についてお話をしました。また、どういうコンテンツだと見られやすいのか、その戦略についても学びになったかと思います。

実際にYouTubeにはめこんでもいい感じ!

2日目:Instagram講座💡

2日目のInstagram講座は写真家の友人 近藤拓海くんを呼んでのワークショップ。Instagramのサービス変遷やどういうアルゴリズムでサービスが成り立っているのかのお話を僕からしたあと、近藤くんの写真ワークショップを開催。スマホだけでも映える写真をどう撮るのか、その方法をお伝えしました。

特にスマホはレンズの問題で歪みが出ており、歪みをなくした撮り方などはめっちゃ勉強になりました。写真の構図についても王道の押さえ方、また写真家(クリエイター)としての構図の良い外し方などお話してもらいました。

午後からは三豊の街歩きをしながらスマホで三豊を撮影。実際に撮影した高校生の子の写真がこちら。とっても雰囲気のある写真を撮ることができました。

まとめ:Instagramは投稿枚数や保存数がリーチに大きな影響を与えるので、その辺りの工夫が必要なこと、また写真の構図やレンズの歪みについても学んで実践してもらうことができました。

3日目:TikTok講座💡

最終のTikTok編では、TikTok自体のプラットフォーム成長戦略のお話から、ダンス動画を撮影して投稿してもらいました。

他講座と同じようにTikTokに関する座学を僕がやったあとに、ゲストとして40万人のフォロワー数がいる香川県出身のTikTokerねねちゃんにもきてもらって、TikTokerの裏話をしてもらいました。

これがめっちゃすごくて。。。高校生の時にアメリカでバズらすためにどうしたらいいかを考えて、アメリカのトレンドも調査して、東海岸と西海岸の時差も考えて実験的にコンテンツを作っていたそうです。実際にその投稿は160万回再生されていました。

インフルエンサーって見た目はファンシーだし、可愛いとか面白いことしてるだけだろって思われがちですが、トップレベルとなるとそこには戦略や戦術があることが伝わる回にもなりました。

後半では、実際にダンス動画を撮影。ダンス動画もどの角度から撮るかによって視聴回数が変わるというのも面白い学びでした。三豊市教育委員会教育センター長の小玉くんが一番楽しそうにダンスしてました笑

まとめ:TikTokerのねねちゃんにはTikTokerのお話だけじゃなくて、自分が有名になっていく中で人間関係でいろんな苦労があったこともお話してもらいました。最初はバカにされたり、誹謗中傷も受けたことがあるそうで。高校生という多感な時期だからこそ、他の人と違うことを受け入れてもらえない。「普通」であることを取り繕わないといけない、そんな学校空間においての葛藤もあったそうです。その話が一番参加した高校生の心に響いた印象でした。

3日間を振り返って💡

中には「将来YouTuberになりたい」そういう思いで参加してくれている学生もいて、胸が熱くなりました。弊社正社員でも若手の動画クリエイターが活躍してくれていますが、そういう若者が増えるよう経営を頑張っていきたいと思います。

なお、この取り組みをきっかけとして、部活動の地域移行に伴い「三豊SNS部(仮)」を来年度からスタートする予定です。インターネットがSNSが、単なる情報発信のツールではなく、自分のやりたいことをやれる、自分のやりたいを見つけられるきっかけになる、いわゆる自己実現の武器になるよう、顧問として頑張りたいと思います。ちゃんちゃん。

参考💡


三豊市は部活動の地域移行、また企業との連携も視野に大手コンサル会社PwCコンサルティングと協定を結ぶなど、人口減少時代に新しい部活動の形を模索する積極的な取り組みをしています。

三豊市教育委員会は部活動の地域移行に先駆けて、地域横断型部活動「みとよ探求部」を発足。慶應SFCと連携をしながら探求活動の部活を始動しています。


弊社HP:教育メディア事業を手掛けるスタートアップ企業です。自社の教育メディアを軸に、デジタルPR支援やデジタルリテラシー教育を行っています。


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