見出し画像

僕が働いていた営業会社3社〜便器舐め回した話〜

僕は過去に3つの営業会社で働いた経験があります。

○太陽光、エコキュート、IHクッキングヒーターの営業会社

○光フレッツ(インターネット回線)の新規接続、他社から切り替えをすすめる営業会社

○金、プラチナの訪問買取の営業会社

ぜんぶ訪問販売です。

今も訪販って存在しているのか? 笑

この記事では

①それぞれの給与と雇用体系

②精神論と根性の体育会系の世界だった

③便器舐め回した

話をします。

①それぞれの給与と雇用体系

○太陽光の給与と雇用体系

太陽光の会社は2ヶ月の研修期間中は固定給25万円でした。契約が取れても取れなくても25万円です。

研修を終えて3ヶ月目からはフルコミッション(完全歩合制)です。

雇用体系は委託契約でした。会社には毎日出勤して時間も拘束されるが給料の保証も無い。当時21歳の僕はいろいろとよく分かってなく自分で調べもしなかったのでまぁ大丈夫でしょ!って感じで働いていました 笑

○光フレッツの給与と雇用体系

光フレッツの会社は研修期間から固定給18万円+歩合でした。

固定給が保証されていて契約を取れば取るほど給料が上がっていく給与体系でした。

雇用体系は契約社員

○金、プラチナの訪問買取の会社

金、プラチナの会社は固定給23万円+歩合でした。

スライド売上制という歩合で売上の金額に応じてバック率が変わりました。

売上を上げれば上げるほどバック率が大きくなります。売り上げというのは1ヶ月に買い取った金、プラチナの合計の金額です。

余談ですがここの会社を僕が退職したとき口座に振り込まれていた給料の金額は9万円でした 笑

固定給23万円でしたがフタを開けてみると固定給の内訳は「特別手当て」という名目がたくさんあり、退職すると特別手当ては全て適応されないみたいで月給9万円でした 笑

②精神論と根性の体育会系の世界だった

光フレッツ以外の太陽光と金の2社はバチクソ体育会系でした。2社に共通していたのが

・朝出社したら腹の底から「おはようございます!!!!」と声を出して挨拶をする。

・ネガティブなことや弱音を絶対に口に出してはいけない。絶対に。

・お家を周っているときは常に走る。絶対に歩いてはいけない。絶対に。

・俺はできる!俺は大丈夫!今日もやったる!!みたいなポジティブな言葉を常に口に出して言うことが大切。

他にも1日仕事して結果として何か得るものが無かったら夜の8時までピンポンするのも普通でした。

夕方の6時以降は旦那さんの出現率が急激に高くなり、よく怒鳴られ追い返されました。

懐かしい 笑

③便器舐め回した話

太陽光の会社の話で毎日朝、事務所の掃除をします。

僕はその日トイレ掃除だったんですけど、いつも通りトイレ掃除を終えて朝礼の前に一息ついていたらマネージャーが

「今日トイレ掃除したやつ誰だ!!」

って怒鳴ったんですよ。そのマネージャー元々ヤクザだったみたいで、怒鳴った時とかマジでホンマもんなんですよ。ホンマもん知らないけど。

その人の口癖は

「俺も過去には道を外れて人として間違ったこともたくさんやってきた。」

でした。仁義なき戦いですね。


今日トイレ掃除をしたのは僕なので

「僕です。」

脚を震わせながらトイレに向かいます。

マネージャー「お前便器に頬ずりできるくらい綺麗にしたんか?」

僕「頬ずりでこないです。」

マネージャー「やり直し。」

朝礼が始まります。みんなが朝礼をしているなか僕はトイレを掃除します。

もう怖すぎて恐怖を原動力に僕はトイレのありとあらゆるところを掃除し、よし完璧だ。と思いマネージャーにチェックしてもらうためにチェックお願いします。と声をかけます。

マネージャー「頬ずりしてみろ。」

僕「はい!」

便器に頬ずりするぼく。

マネージャー「フッw」

僕(鼻で笑われた…!?)

その時の心境は覚えていませんが、急に僕は頬ずりではなく便器を舐めはじめます。

むっちゃ舐めてたと思います 笑

ペロペロペローー!!!

無我夢中です。

今思えば悔しかったのかなと。

哀しさと怒りが混ざっておかしくなったんだと思います 笑

とはいえきっと10秒も便器舐めてないと思います。

そんなこんなで、口の中トイレシート味のまま現場に行ったんですが、その日初めて契約を取ることができそのオーダー額が全国に4つある支店を含めても歴代最高の金額でした。

その1件の契約で僕のその月の給料は380万円!!

なんですけど僕はまだ研修期間中だったので給料は25万円でした。はい。

トイレから始まったこの日を境にマネージャーは僕のことを気に入ってくれたようで、すごく良くしてもらえるようになり仕事はしやすかったんですがなんせ毎月の給料の差が激しく、半年経たないくらいで退職しました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?