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思考とともに未来を創る記帳。
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未完成を価値化する

ほとんどのお店で私たちは完成したモノを購入しています。アクセサリー業界も同様のスタイルが大半です。 しかし、顧客自身が食べる直前に七味などでアレンジできる飲食店のように、「最後のひと手間で自分好みを楽しむ」体験は、アクセサリーでも提供することができるか?という発想から生まれた未完成を価値化するお話。 信頼経済をまわす。先日、オーダーメイドに特化していく決心を綴りました。 それはお客様ともっと近い関係でありたいという思いからなのですが、私はお客様と一緒に信頼経済をまわしたいと

「忘れかた」を新しくするオーダーメイド

「特別な瞬間のための特別なこと」というオーダーメイドのイメージとは裏腹に、つくることが日常の私には「オーダー(自分の意思を)メイド(形にする)」とは、日々の更新や記録のような存在です。 その差をなくしたい。 オーダーメイドは、思考も気分も未来も変えてくれる可能性を持っていると私は考えます。もっと身近なオーダーメイドを目指す理由を、活動原点から見つけました。 オーダーメイドは誰のもの?「オーダーメイドをやりたい」と言いながら、本当に?と実は自問自答していました。なぜなら、私の

つくらないで、つくる。売らないで、売る。

「つくらなくても、つくることができる」 私の心に深く残る、建築家 / 起業家の谷尻誠さんの言葉。 今、つくり手は喜んでつくり出す前に、本当につくる方がよいのか?を考える必要があるほど、モノが溢れている。それでもつくる、ということを仕事にする。 今回は「つくらないで、つくる。売らないで、売る」ことについて、ストーリーを軸に考えてみた心のメモ。 THINK "考える"を考える谷尻さんは、「THINK」という名のゲストを招いたトークショーを毎月行っている。なぜ建築家がトークショ

売り場の概念を変える。日本中を巻き込む。

売り手と買い手の微妙な距離感。「売り場」の居心地の悪さは、「売る」「買う」という立場での出会いが原因?もしも「売り場」が「試す場」だったら? 売り場の概念を変え、みんなで楽しめる場をつくりたい。 そんな企画の途中経過をお知らせします。 常識を越境することで、日本中の苦戦続きの売り場を明るくするかも?可能性が見えてきました。 ▼企画のきっかけ・思い 自分のやりたいことをプロジェクト化するこの企画は、渋谷駅直結スペースSHIBUYA QWS × DRIFTERS INTER

オンライン×オーダーメイドで目指す、商いの原点

完成形が見えない。手に入るまで数カ月かかる。オーダーメイドという体験が、ワンクリックで翌日にはモノが手に入る時代に持つ意味合いとは? 私がオーダーメイドを通じて願う、売り手と買い手が対等な喜びを手に入れる商いの原点について。 現代と逆行するけれどアマゾンのブックレビューを投稿しようとして、書き込める条件が「アマゾン年間利用5,000円以上」であることを初めて知り、そして、書き込めませんでした。そんなオンラインショッピングから距離ある生活をしている私が、オンラインで、しかもオ

「つくる人」「売る人」「買う人」の目的がひとつになる瞬間をつくりたい

作家と呼ばれるような「つくり手」は、つくることは得意だがそれ以外の接客や広報などは苦手だという話をよく聞きます。「買い手」であるお客様からは、そっとしておいてほしいという声も聞きます。両者の間にある「売り場」で何が起こっているのか? 「つくる人」と「売る人」と「買う人」が境界線を越えてつながる瞬間をつくりたい、そんなお話。 みんなが成功している「場」の違和感私はつくり手ですが、売り手としての経験(いわゆる直販)もあります(今回はリアルな場のお話です)。最終的なアウトプットが

【コンセプトメイキング】いるのいらないの編

こんにちは、今日は進化し続けている私の活動コンセプト開発について書こうと思います。 進化の最中なので(またの名を迷走)、最終決着がつくまで時間がかかってしまうかもしれません。今回は「そもそもコンセプトっているの?」というお話です。 コンセプトとは?「コンセプト」よく耳にする言葉です。企業やブランド活動には欠かせないと言われています。 コンセプト [ consept ] 1.概念。 2.企画・広告などで、全体を貫く基本的な観点・考え方。 参照元:google ふむ。「全体