今夏は深夜のテレビ東京で。

すっかり秋めいちゃって、東京ったら。

夏はもういないのかなぁと探してみたものの少しだけ気配を感じるがその姿しっかりと見ることは出来なくなってきている気がしている次第です。

2021年の夏は深夜のテレビ東京のドラマに夢中さ君にだった。

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「お耳に合いましたら。」は元乃木坂46の伊藤万理華さんが演じる高村美園が愛してやまないチェーン店グルメ・通称「チェンメシ」を語るポッドキャストをひょんなことからはじめる物語。

毎回、異なる実際にあるチェーン店のご飯を語るのだが深夜に見るには勘弁してくださいなラインナップでお胃袋に合いましたら状態で困るドラマでもある。

第8話「銀だこ」の回は泣けた。
とあることで会社内で交流のない者たちと社長にプレゼンをしなくてはいけなくなったという回だった。
この回の登場人物たちの話題の中心は「青春」。
決してイケてる青春を謳歌した人間ではないものたちが偶然集まった。
そんなそれぞれの青春を感じた人たちが今ここで集まって今ここにいる風景が泣けた。テーブルの上にはたこ焼き界の中でも味、メニューが豊富でそれぞれ魅力が違う「銀だこ」が並んでいる。そんな「銀だこ」を囲むみんなも味、それぞれ魅力が違う。そんなみんながひとつのことに向かう。
各々を受け入れあって向かう姿が泣けた。
涙というソースをティッシュで拭いた回だった。

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サウナブームを生み出した「サ道」のドラマ版シーズン2となる
「サ道2021」ももちろん見ている。

2021年のバレンタインデーに放送されたSPを見ても思ったが新型コロナウィルスが流行してからの「サ道」はずーっとなんだか切ない。
元々あった哀愁にどうにもならない現実が足されてずっと切ない。
そこもいいなと思っている。

第10話は三宅弘城さん演じる偶然さんが娘さんとサウナに行く話。
シンプルに泣け泣け泣けた。
涙でロウリュウしちゃったから部屋が蒸し蒸し。枕べちょべちょ。

エンディング曲のTempalayさんの「あびばのんのん」も切なさ増強。
ぜひ、聞いてみてください。MVもおすすめです。


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そして、「八月は夜のバッティングセンターで。」も面白かった。

バッティングセンターにやってきた悩める女性を謎のおじさんが野球論を用いて悩みを解決していくという物語。

とにかく、「球場と女優」さんの組み合わせの美しさは新発見でした。
野球場という空間もいいんだなきっと。球場内でのシーンはOPやEDのシーンさえもどれを取ってもいいシーンだらけ。美しかったです。

まったく野球に馴染みのない僕でもとても楽しめたドラマ。
毎回実在のレジェンド野球選手が出てくるのも楽しみのひとつ。
レジェンド野球選手が出てくる際に関水渚さん演じる夏葉舞が毎回

「◯◯(レジェンド野球選手の名前)だぁ〜〜!!!!!!!!!!!!」

と言う時の表情とトーンがドンピシャホームラン。
ピッチャーならむちゃくちゃいいところにストライク。
面白いし鳥肌立たせてくれる。

野球に合わせて「9」話で各30分なのでスッと見ることが可能です。
かっきーーーーーん。


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「ひねくれ女のボッチ飯」もずっとごにょごにょひねくれていて最高でした。ひねくれてぇよいつだって。

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