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バーチャレ尾道大会をやると決めた

思い立った背景

2020年6月末、本来なら日本選手権のために心と身体を整えているであろう時期に、新型コロナウイルスの影響を受け中止や延期どこではない大きな混乱を直撃することになりました。

そんな中、バーチャレの発起人であるTWOLAPS CEO 横田真人さんが全国の中学生・高校生のために動きました。

私自身、横田さんのファンであり、指導者としては尊敬しながらも勝ちたい人です。この部分はどんどんマニアックになるのですが、TWOLAPSのような組織に事業者としては憧れますし、目指したいと思っています。選手としては、TWO LAPSメンバーの魅力には目がハートになってしまいます。

脱線しますが、渋谷のラジオからTrack Town JPNのヘビーリスナーでもありますので西本さんや畔蒜さんも勝手ながらファンです。

ものすごい速度で人を引き付けていく横田さんを尊敬しているからこそ賛同はもちろん、バーチャレ地方大会を実施することを決意しました。

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地域のスポーツクラブ代表として

また、私は尾道市で総合型地域スポーツクラブを個人事業として運営しており、事業理念として...

「尾道をスポーツの街へ」
スポーツ文化の伝統と継承、そして新たな価値の創造
地元住民・アスリートの活躍できるスポーツ環境と活動の場の構築
スポーツを通じてのコミュニティの提供
年齢・経験・性別・障害...を問わず、地域住民の豊かなスポーツライフのために、あらゆるスポーツ活動の普及発展に貢献していきます。

...と掲げております。

コロナ禍で、スポーツやトレーニングをすること自体が問題視されていた時間もありました。私たち一般のアスリートももちろんですが、青春を燃やす学生アスリート達がこのような状況で意気消沈してしまい、さらに競技会が無くなってしまうという追い打ちを受けて、可能性と日本の未来である学生が陸上競技の楽しさを見いだせないまま時間を過ごしていくことに陸上競技愛好者の一人としてとても強い危機感を勝手に感じておりました。

「地域のアスリートのために」できることを行うことが、私ども地域のスポーツクラブの使命です。

そんな横田さん達バーチャレ賛同者の方々の思いを受け取り、地元尾道市の学生のためにと、故郷である広島県の学生アスリートが多くいる広島市でバーチャレを行うことにいたしました。

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目標は尾道市のすべての中学生にバーチャレを知らしめるためにホームルームでチラシを配布してもらう

バーチャレを地方の尾道や広島で周知を図ろうと思うとなると相当な協力者が必要と感じました。対象である中学生・高校生にバーチャレの存在に気付いてもらうためには陸上部の顧問の先生に賛同いただけるのが最短であると思います。

しかし、6月末の広島県は競技会自体を7月末まで自粛する旨を発表したばかりで、そんな中でこんな小さなクラブが実施する陸上競技イベントに参加するのか...?と考えたところ協力を願うことは容易ではないと覚悟をしました。

たった数人でも競技場を専用利用して、梅雨が明けて暑いだろうからナイターで実施して、中長距離はペーサーも付けて最高の条件で思い出を作ってもらおう。そんな姿をイメージすることだけが原動力でした。

最低でも地元尾道市のすべての中学校(中学生)にバーチャレという存在を必ず知ってもらうために「ポスターと参加要項」を配布していただくための行動を起こしました。尾道市の体育協会と教育委員会に早急に賛同を願うための文書を郵送しました。結果としてはどちらも後援名義使用許可をいただきました。中学校や保護者の方々からは謎のイベントではなく少しは信頼感の出せる陸上競技イベントだと魅せれたと思います。

私の行動を心配される方々から、やってることは正しいのだから企業からスポンサーやクラウドファンディングをしてはどうかと勧められましたが、私自身に管理するエネルギーが残っていないためすべて自費で実施いたしました。本家バーチャレの運営やそれに至るまでの労力、主旨や理念は本家にあり、私たちは勝手に賛同し勝手にバーチャレを盛り上げようとしているガヤですので、お金の部分は最初から気にしていませんでした。それに加えて本家バーチャレのクラウドファンディングが実施されたので、賛同していただける方は、ちゃんとエントリーして動画投稿して、本家へありがとうを伝えてほしいというのが私の思いです。

そんなこんなで夜な夜なポスターを作ったり、要項やボランティア用の行動予定表、独自の特設サイトやエントリーフォーム等々作成し、参加者募集に至りました。

セトナミ杯 <a target=#バーチャレ尾道大会 (2)" src="https://assets.st-note.com/production/uploads/images/31860993/picture_pc_4d054f9ac17a1ad69c826e010a9d2864.jpg" width="620" height="877">

尾道大会のイメージ

尾道は私たちの活動拠点でもあり、私自身の地元になります。

日頃から同じ競技場で練習している長距離ランナーのチーム【尾道市体協】にペースメーカーを担ってもらえるかお願いをしました。Instagramを見ていただけるとわかると思うのですが、一般ランナーチームとしてはだいぶ競技力の高いメンバーがそろっています。日頃から一緒に練習している長距離の中学生も多いので、その子たちのためにも一肌脱いていただければこの上ないと思っていました。

【尾道市体協Instagram】https://www.instagram.com/onomichi_taikyo/

地域柄、中学生・高校生の陸上人口は多くなく、対象者自体が少ない上にバーチャレの主旨を理解できるのかとなれば...対象者はさらに狭まりました。そんな中でもこれまで関係を持ったことがある保護者の方やクラブの活動をSNSで見ている方から声をかけていただきその方がさらに人を呼んで...と少しずつ人が人を呼んでいきました。

中高生だけの参加人数では尾道市体協のメンバーに申し訳ない気持ちと、中長距離種目が人数が少なかろうが盛り上がるのは間違いないと踏んでいたので、それを取り巻く観客を作ろうと考えました。

そこで参加対象に小学生・大学生・一般の方も加え、すべてのカテゴリーからのエントリーができるようにいたしました。中長距離の種目のイメージはホクレンや日体大長距離記録会のように近くで応援できる、速さを感じれるのも最高じゃないかと勝手に盛り上がっていました。

その他の部分は、私自身が育った小学生の陸上クラブである【高須子ども会リレー部】の保護者の方々にバーチャレ100ⅿのスタッフをお願いし、小学生のタイムも計るという形になり、お互いにサポートし合えるwin-winが生まれたことは本当に喜ばしかったです。

実際の試合の様子は、当クラブのInstagramにいくつか掲載しております。また、試合の様子はYouTubeに投稿しておりますので、是非ご覧ください。

【SETONAMI SPORTS CLUB Instagram】https://www.instagram.com/setonami/

【バーチャレ尾道大会 動画投稿YouTubeチャンネル】

https://www.youtube.com/playlist?list=PLoAKTEHHUWklB2RJ43_JQbe4aQBfYl0jy

当日の様子などは後日書き留めたいと思います。

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