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幸せの基準はひとそれぞれ

会社員の頃は毎年昇給し、年功序列で自然に年収が上がる仕組みでした。ボーナスの査定も成果以上に評価してもらうことが多く、ラッキーでした。

経済的な不満はありませんでしたが、単調な仕事に閉塞して退職したのが38歳のとき。SNS起業が軌道に乗り、会社員の頃と比べて自由に使える時間が増えました。表参道に住み、ハイブランドのショップで買い物をし、海外に滞在・・・したけれど、嬉しくも楽しくもなく、その世界は過去に想像していたような世界とは全然違いました。

経済的にも時間的にも自由で楽しい。こんなに楽しいのにどうやら「幸せ」とは違う。そんな違和感だけが自分の中に根を張らしていました。

そして、離婚を機に腹を括り働くことは一旦休み、学生としてモンテッソーリ教育を学び、保育士の資格を取得しました。そしてご縁があって療育現場での仕事をいただきました。

療育の仕事を始めてわかったことですが、私にとって子どもたちとの関わりが喜びの源泉と繋がっていました。先生方との温かい人柄や底知れぬ優しさに触れ、こんなに魂が嬉しくなる仕事&職場は他にない、と断言したくなるほどそれは幸せな時間となりました。

この喜びと幸せはプライスレス。

経済的な上昇志向を持ち続け、それを実現し続ける限り、私は私にとっての豊かな人生を手に入れることはなかったと思います。

この数年で、お金と幸せはリンクしないことを身をもって経験しました。
野本さんの記事を読を読み、松井さんのVoicyを聴き、頷くばかり。

お二人の言葉に触れていると、海外の空気を吸いたくなりますね。

療育の仕事は一旦終えて、新しい仕事を作りますが、幸せをベースに自分の魂が喜ぶ状態が維持できる世界にしていきたいと思っています。

久しぶりのnoteの更新は少し身が引き締まりますね。
ではまた!

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