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自然は偉大なり

真摯な種子が発芽し、木となり、林となり、やがて森になる。

適度な雨と降り注ぐ太陽の光を受けて徐々に成長してゆく。

森の木々の間には種子が落ち、新たに芽吹く。

か弱きスプラウトには太陽の光は大木にさえぎられて届かない。

しかし、陽の光がある方向に向かって少しでも伸びようと努力をする。

雨が降ろうと風が吹こうと虎視眈々とあきらめることなく、ねたむことなく成長する。

また、森は必要最低限の光や栄養分を与える。森は大木があることで成立している。

時に

大木が焼失し森の生態系が崩れても、自然災害や人為災害に拘らず、自然は黙々とまた再生しようとする。

真摯な種子から発芽したか細い木に光が当たり、森は新たな生態系を育みいつかまた地球上を覆い尽くすだろう。

人類はどうだろう。

この新型コロナウィルス禍の難局を嘆き、不安を募らせ、行動を制限している。

弱者を救済する偽善は要らない。弱者も成功者もそれぞれが生きてゆくための努力をすることが必要なのだ。

1人1人がか細い木と同じように一所懸命に自分のすべきことを虎視眈々と努力すれば明るい未来は開けると信じる。

今、人類には種を保存できるか、生きる力を試され、試練が与えられているのだ。

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