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シメケンプリントさんで本を作ってもらったレポ(画像付き)

 こんにちは。雪月花『椿』です。オリジナル小説を書いている物書きです。
 今回は二冊目の本をシメケンプリントさんにお願いしたのでレポートを残してみたいと思います。
 皆さんの参考になれば幸いです。


印刷所決定までの経緯

 本を作るうえで誰もが一番苦悩するであろう印刷所さん決めです。
 私は他の作家さんよりも余裕がないのでとにかくやすいところを探しました。有名な印刷所さんは全部チェックしました。見積もりもして、このくらいの値段なのかーと。どこの印刷所さんも特別高いわけではないのですが、余裕がなさ過ぎて……。察してください。

 なんやかんやで製本を頼む印刷所さんを決めました。長かった……。
 しかし、いざ最初に決めた印刷所さんに申し込もうとした際に問題が出てきました。それは、「トンボのついた表紙原稿が作れない」ことです。


入稿に立ちはだかった壁(物書き限定)

 漫画の入稿を考えている方には当たり前の話ですが、入稿する原稿には「トンボ」と言われるマークをついたものを用意しなければなりません。
 それを知らなかった私は、Canvaというデザインが簡単に作れるサイトを利用して表紙を作ったものの、Canvaでは背幅のトンボだけがつけられなかったのです。

 必死にトンボがつけられるツールを探しましたが、フリーでは無く、有料ソフトでしか作成できないようでした。
 それに、トンボが作れるツールを持っていたとして、絵が描けないので意味なかったです。この事実に愕然としました。
 「これじゃあ、どこの印刷所も駄目じゃん……」と。

 今思えば「背幅のトンボだけ無くても大丈夫か」とお問い合わせで質問すればよかったかなと思いましたが、よくある質問で「原稿にトンボがついているか確認してください」という文言があったのでしませんでした。書いてあるだろうと言われると思って……。

 そういうことで、最初に決めた印刷所さんは諦めました。
 次の候補としてあがったのがシメケンプリントさんでした。

シメケンプリントさんの物書きへのやさしさ

 何故候補に挙がったかというと、シメケンプリントさんがフリーで提供されている「小説PDFメーカー」を利用したことがあったからです。
 シメケンプリントさんの印刷目的以外でも利用ができるということで、別の印刷所で作る一冊目の原稿データを作る際に使わせていただきました。扉や目次、奥付もシメケンプリントさんが提供されているもので作りました。
 本当に助かりました。ありがとうございます。

 詳しく説明すると、「小説PDFメーカー」とは製本サイズなどを設定して、あとは本文をコピペするだけで簡単にPDF原稿ができてしまうという神ツールです。タブを切り替えると、表紙や扉、奥付、PDF結合までできるツールが出てきます(名前変換は使ったことがありませんので、分からないです)。

 なので、シメケンプリントさんを利用される方は、もちろんこのツールを使ってデータを作れば完璧ですし、そうじゃない方も便利なツールです。
 スマホでもできるので、スマホしか持ってない物書きさんにはとてもおすすめです。

 今回は背表紙だけ使いましたが、表紙ツールとか本当に物書きとしては助かる……。だって、絵が描けないし、描けても原稿のつくりかたとかテンプレートあってもわからないし……。これがないと私は本を作れません。

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小説PDFメーカーのページ


注文内容

注文した製本サイズなどはこちらです。

  • 商品名:小説同人誌

  • サイズ:A6(105×148)

  • ページ数:本文36P+表紙4P(合計40P)

  • 製本:くるみ製本  

  • ページの向き:右綴じ(縦書き)  

  • 表紙:光沢PP表紙  

  • 本文:小説紙  

  • カバー:無し  

  • 遊び紙:無し  

  • 本文カラーページ数:無し

  • 原稿:データ原稿

 特にこだわりがないのでシンプルな注文内容です。自分と友人の分だけにしました。
 値段は3部で送料込みで2280円でした。安いと思います。
 カバーなどこだわって頼んだことがないので、特殊な製本の値段比較はご自身でしてください。

『私たちの猫』の実物写真

 二社目なので比較はできませんが、とても綺麗に製本してもらえました!

 A6サイズが思っていたよりも小さくてですね……。とても胸キュンしてしまいました。中身も特に問題はありませんでした(販売する可能性があるので本文の画像は載せません)。

 初めて光沢PP加工をしました。ツヤツヤですね! 高級感が出ます。本当に売ってそうです。A6のサイズ感が好きすぎてまた作ってしまいそう。
 
 表紙はCanvaで作りました。
 シメケンプリントさんがCanvaでの表紙データ原稿の作成方法を公開されているので、それに従いました。
 表紙に困っている方、ぜひ、シメケンプリントさんに頼みましょう!


最後に

 いかがだったでしょうか。
 初めてのシメケンプリントさんでしたが、とても満足しています。これからたくさんお世話になりそうです。
 皆さんのおすすめの印刷所さんがあれば、コメントで教えてください!
 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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