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主婦学生が学んだ文章のキホン

こんにちは。
地方在住×主婦学生×ライターの 瀬田かおるです。

アラフィフ間近のわたしは、地方在住でありながライターに挑戦しているのですが、実は通信制の短大生としてのもう一つの顔を持っております。

WEBライターとしては、走り出したばかりなのですが、今回は同じような境遇にいるあなたに向けて、お伝えしたいことがあります!

それは、「文章のキホン」です。

きっかけは、短大の科目「ビジネス文書&メールの書き方」のテキストを読んだときのこと。これはWEBライターとしてやっていくうえでも大事なことだと思ったので、ここでお伝えします。

お伝えしたいのは2つです。

主語と述語は近づける

1文の中では「主語」と「述語」は近づけましょう。

「主語」とは
文の成分の一。文において、述語の示す動作・作用・属性などの主体を表す部分。「鳥が鳴く」「山が高い」「彼は学生だ」という文で、「何が」に当たる部分をいう。(goo辞書より)
「述語」とは
文の成分の一。主語について、その動作・作用・性質・状態などを叙述するもの。「鳥が鳴く」「山が高い」「彼は学生だ」の「鳴く」「高い」「学生だ」の類。(goo辞書より)

1文の中で主語と述語が離れているとわかりにくい文章となってしまいます。主語と述語はできるだけ近づけるようにし、場合によっては文を2つに分けましょう。

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《例文》
私は、通勤時間を短縮するために満員電車を避け、テレワークの働き方を始めました。
              ↓
①私は、テレワークの働き方を始めました。
 満員電車を避けて通勤時間を短縮するためです。
または、
②通勤時間を短縮するために満員電車を避けました。
 そのため私は、テレワークの働き方を始めることにしました。

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例文は「主語」である ”私は” と、「述語」である "始めました" が長い説明文により少し離れてしまっていて意味が分かりにくくなっています。
しかし、①や②のようにすると「私はテレワークの働き方を始めました」という1文で言いたいことが明確になりました。

修飾語は被修飾語に近づける

修飾語と被修飾語は近づけると意味が分かりやすくなります。

「修飾語」とは、他の言葉を詳しく説明する言葉
「被修飾語」とは、修飾語によって説明されている言葉です。

例を挙げて説明します。

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《例文》
「素敵なバックを持っている女性」
 これでは「素敵な」と言っているのは「バック」のことなのか「女性」のことなのかが分かりません。では、次のようにしたらどうでしょうか?
            ↓
①女性が、「素敵」な場合
”素敵な女性がバックを持っている”
 「女性」が被修飾語なので、修飾語の「素敵な」を直前に置きます。

②バックが、「素敵」な場合
”素敵なバックを持っている、女性”
 「バック」が被修飾語なので、修飾語の「素敵な」を直前に置き、さらに
 読点を置くことで素敵なのはバックであることをより明確にしています。

本好きの私がオススメする、文章に関する本

最後に、月平均10冊の読書をする本大好きな私が文章に関する本を2冊ご紹介して終わりたいと思います。

武器としての書く技術 イケダハヤトさん

ブロガーでもあるイケダさんの言葉を読むと、あなたも書きたくてウズウズしてくるかもしれません笑

伝え方が9割 2 佐々木圭一さん

ご紹介するまでもなく、売れに売れた「伝え方が9割」の第二弾。
今回は、第一弾の内容を実践すべくさらに分かりやすく説明がされており、言い方1つでこんなにも印象が変わるのかと、思わず「へぇ~」とうなり声が出そうになる充実の1冊です。

それでは、今回はこれにて。
あなたにお伝えできるようなことを学んだときに、またお目にかかりたいと思います。

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