見出し画像

書評ブログ「インクの匂ひ」 vol.4

無類の本好きのわたし。どうせなら読んだままにせず思いっきり主観の入った書評を書いてみたいと思い立ちました。この記事がきっかけとなり、実際に読んでくださる方がいたらとても嬉しいです。

≪読み終わった本≫
『「脳が目覚める瞑想」で、願った未来がやってくる』 中島正明

この本を読みたいと思ったきっかけは、人気雑誌「LEE」で連載している長谷川京子さんの記事を読んだからです。彼女がこの本のことに触れていてもっと詳しく読んでみたいと思ったから。少し前までヨガをしていたので瞑想の経験はあったし、世間でも瞑想の効果が立証されています。どんなことが書かれていたのか、ご紹介します。

≪読み終わって…感想≫
この本を書いた中島正明さんはヨガマスターで瞑想指導者でもあります。中島さんの瞑想はあまりの効果の高さに多くのヨガスタジオから指導依頼が絶えない方です。その中島さんは著書の中でこう書いています。

”人間は1日におよそ6万回の思考をしているといわれています。つまり6万回の判断がそこにあるのです。けれども、そのうちの95パーセントは昨日と同じことを考えていると言われています。”

確かに、無意識のうちに考えているのはいつも同じこと。家事のスケジュールだったり仕事のことだったり…。しかも過去のことを悔んだりこれからおこることを心配してみたりと、どうにもならないことが頭の中でぐるぐると回転しているだけなのかもしれません。そう考えるととても無駄なこと。
そしてその中島さんが独自に編み出したのが「リセット&インストール瞑想」です。リセット瞑想で心のざわつきを止める。つまり心をクリアにしてからインストール瞑想で自分の望む未来が向こうからやってくるようなイメージで瞑想をする。人は今まで自分が過ごしてきた過去をもとに自分というものを作り上げ、これからもその過去に基づいた自分として生きていくと考えがちですが、そうではないと書かれています。それだと過去の延長線上のまま生きることになりいっこうに自分は変わらない。なりたい自分になれないのです。
読むとなるほど!と思いますが、長年の自分の思考はなかなか変わるものではありません。だからこそ毎日10分でもいいからテレビやスマホから離れ瞑想の時間を設けることが大切なんですね。瞑想中はどうしても他のことが頭に浮かんでしまいなかなか集中できませんが、それでもいいと著者は言っています。そうなったときに「あっ、また違うこと考えてた。集中しよう」と思うことが大切なんだそうです。少し気が楽になりました(^^ゞ

≪あとがき≫
わたしは瞑想を続けてもう少しで半年になります。毎日できているわけでもないし効果はまだ感じられません。だけど、座っている10分間は意識を集中しようとしているのは確か。こんな時間がなければ何かに集中しようと意識することは日常生活の中ではありません。あと、忙しくなったりイライラすると呼吸がとても浅くなっていることがあります。それも瞑想のときには呼吸も意識するので深く吸ったり吐いたりできていることに気づきます。
何はともあれ、継続しなきゃ!と心に誓いました笑

読み終わり、さっそく次の一冊を手にしました。そのお話についてはまた後日ご紹介させていただきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?