ブログ画面

書評ブログ「インクの匂ひ」 vol.5

無類の本好きのわたし。どうせなら読んだままにせず思いっきり主観の入った書評を書いてみたいと思い立ちました。この記事がきっかけとなり、実際に読んでくださる方がいたらとても嬉しいです。

≪読み終わった本≫
『なぜぼくはこんな生き方、働き方をしているのだろう?』 マツダミヒロ

この本を手にしたきっかけは、「ホントのところ私って何がしたいんだろう?」とこの期に及んで思うようになったからです。それなりに歳を重ねてきたのに何もかもが中途半端で何もものにできていない。そう思ったから自分で自分に質問をして奥深くにある自分の望みを掘り下げてみたかったのです。そこで、質問家として多くの本を書いているマツダミヒロさんのこちらの本を読んでみました。

≪読み終わって…感想≫
こちらの本の副題として「生き方・働き方に迷ったとき答えておきたい39の質問」とあります。まさに今の自分の生き方に自信が持てない私にもってこいだとおもいました。ピンときた質問をノートに写し、その答えを書き出しながら読み進めていきました。その中で気になった質問とそれに対する私の答えはこれです。

Q:「今までの経験から学べることは何ですか?」
A:一つのことを続けることで自信がつく。ということです。
  しかし、継続というのはとても難しいということも。

Q:「小さい頃は、何に興味を持っていましたか?」
A:本屋さんになりたかったことを思い出しました。

などといった39個の質問に対する答えを書き出していくと、どれも”本”や”書く”ということに繋がることばかりでした。

それから自分の得意なこと、自分では当たり前だと思うことでも他人にとってみたらスゴイ!と思われたこと。そこに自分のやりたいことが隠されているとも書かれています。けれども「自分よりすごい人はもっといるんだから大したことない」と思うかもしれません。そういう時は視点を変えて、自分の今のレベルを求めている人が世の中にいるんだから、そういった人に自分の知識を教えてあげることもできる。とマツダさんは書いています。
その言葉に私は私のできることを続けていこう。別に気負わなくてもいいや。と思ったのでした。

≪ふせんを貼ったところ≫

人脈において大切なのは、「広げるよりも深める」こと。
一番ダメなのが「広く浅い」というものです。
たくさんの人を知っているだけでは、価値のあるつながりとは言えません。深くつながってこそ、その人脈に価値が生まれるのです。
必要なことは、必要なタイミングで起こります。といっても、行動しない人のところには、チャンスは来ません。
だからこそ、一歩踏み出してみましょう。
まずは最高の自分になりきってみて、行動し続けることが大切なのです。

≪あとがき≫
この本を読むまでは自分への質問集というイメージでいましたが、自分のできる範囲でそれを継続することが大切。であったり、人とのつながりを大切にする。など、これから大切にしておきたい言葉がいっぱいで、気づけば付せんだらけの一冊となっていました。
人は同じことをぐるぐると考えてしまうものなので、たまには自分へ質問をしてそれに答えることで気づかなかった自分の思いが浮かんでくるかもしれません。

読み終わり、さっそく次の一冊を手にしました。そのお話についてはまた後日ご紹介させていただきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?