〜前編〜da nonna忘年会に潜入
こんにちは。陰山です。
真っ赤な表紙の、いつもよりちょびっと大人な雰囲気の漂うNo.06「遊泳と定点」は、すでにご覧いただけましたか？
da nonnaに、美恵子さんに、興味を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
No.06の配布前の先取り記事で触れた、一癖も二癖もある「da nonnaの忘年会」。
もうすでに2ヶ月が経ってしまいましたが、
それでもあの夜のことは一生忘れないな‥と強い記憶として刻まれたので、
これはぜひ皆様にもお伝えしたいなとPCに向かっております。
先取り記事はこちら↓
が、もうご存知かとは思いますが、陰山の書く記事は私の主観で埋め尽くされています。
また、今回はオチはありません。思い出し日記だと思ってください。
まだ最後まで書いてもいないけど、きっとまたボロ市記事のようにグダグダと長くなるかと思いますので、お時間のある時に読んでいただければ幸いです。
3年ぶりの忘年会は前途多難
改めまして、昨年の12月末。この取材のご縁でお誘いいただいたda nonnaの忘年会にお邪魔してきました。
数年前までは恒例だったこの忘年会。いろーーーんな理由があって、ここ数年はやらなかったそうですが、コロナも落ち着いていた時期(当時)ということもあり、久しぶりに開催されるとのこと。
編集長から「17時頃にお店に行ってください」とのお達しがあり、お邪魔かな‥と思いつつも子ども2人を連れて伺いました。
てっきり17時スタートだと思ってお腹を空かせていたのに、食べられる気配が全くない。
編集長め‥。と思いながらも、その原因を探ろうと美恵子さんに聞いてみると‥。
da nonna忘年会では恒例メニューであるサムギョプサルのお肉をお店の外で焼くのですが、
お肉を焼くのは男性の担当のようで(ただの常連さんです)、なんと連絡がつかないそう。
「あいつ何やってんだ！なんでアタシが焼かなきゃいけないのよ！火だってつけてやったのに！」とご立腹。これは触れちゃあいけない‥。
ちょうど私と同じタイミングでお店に来たのは「Summer Time」というジャズグループのメンバーでボーカルのNalmi(なるみ)さん。
da nonnaには大きなピアノがあり、ジャズライブなんかもやってたのよ〜と取材時に美恵子さんから伺っていましたが、
こちらもいろーーーんな事情で最近はめっきりやらなくなったそう。
忘年会の復活と共に、ジャズライブも復活するのか‥！と、新参者ながら気分が高まります。
働かざる者食うべからず
ふと美恵子さんに目をやると、外で火を焚いたり、中に戻って煮込みを作ったり、チャキチャキ動いて忙しそう。
そんな姿を見ていると、こちらもなんだか手伝わなきゃという気持ちになり、
後から来られたご近所の方や、Nalmiさん、またNalmiさんと同じ「Summer Time」のメンバーのピアニスト・奥吉聡子さんたちと一緒に
1時間ほど一緒に仕込みのお手伝いをしていました。
日本でいうサムギョプサルは「サンチュ1枚を広げ、焼けたお肉を乗せて、タレを付けて食べる」ものだと思いますが、
本場・韓国では全く違うようで、サンチュ以外にえごまや水菜、からし菜もあったかな‥。
サンチュの中にモリモリの葉っぱとお肉、お好みでコチュジャンを乗せて、最後にタレを付けて食べるそう。
また、韓国では包んだサムギョプサルを食べさせてあげると「あなたと仲良くなりたいわ〜」という意思表示なんですって。
つまり、自分が相手に食べさせてもらうことがあれば、それは好意の印として受け取っていいそうな。
奥深い韓国の文化を教えていただきました。
(こちら、あとでしっかり回収しますのでお忘れなきよう)
空腹に染み渡るお出汁
左が和風の味付けの大根、右がしっかり辛いもつ煮込み
さて、お気づきでしょうか。
また陰山はボロ市と同じ現象にあることを。
まだ何も口にしていないのです。
そろそろ子どもたちも限界だ‥というところで、
ついに煮込みを恵んでいただきました。
豚バラの角煮に大根が入ったお出汁のきいた煮込みと、しっかり辛いもつ煮込み。
角煮はほろほろで、大根はぶっとくて、でもお出汁がしみしみで‥。
もつ煮込みの方は、これも日本では醤油や味噌で煮込むのが主流かと思いますが、
チゲ？スンドゥブ？のような真っ赤なスープの中に、これまた柔らかいもつがたっぷり。
こりゃビールが進むわ‥と、メインにありつく前に2本いただきました。何やってんだ私は‥。
案の定長かったですね。
次の記事では、ついにサムギョプサルをいただきます！！
「da nonna」
住所：東京都世田谷区砧3-2-21
電話番号：03-5494-7437
最寄駅：祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩12分
営業時間：11:00〜18:30(火曜日定休日)
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