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事故はどこで起きたのか

今朝の首都圏のJR線はダイヤが大幅に乱れていました。原因は横須賀線で発生した人身事故とのことです。

私はさいたま市の与野駅から新宿に通っているのですが、無関係というわけにはいきません。横須賀線の電車は湘南新宿ラインを経て宇都宮線に乗り入れています。ゆえに、浦和から湘南新宿ラインを利用する私にも影響が出るのです。

その情報は家を出る前にTwitterで入手していたのですが、私は事態を甘く見ていました。湘南新宿ラインには高崎線から東海道線に向かう系統もあり、今日私が乗るつもりだった浦和発7時59分の電車は東海道線直通の平塚行きです。それで、少しくらい遅れるかもしれないけれど大丈夫だろうと思っていました。

ところが、浦和で京浜東北線の電車を降りた私は愕然としました。湘南新宿ラインに乗るには20分ほど待たなければならないらしいのです。隣のホームには宇都宮線および高崎線から東海道線に向かう上野東京ラインの電車が来ますが、そちらも直通運転を中止しており全て上野行きになっていました。

すると、上野行きに乗って次の赤羽で降り、埼京線に乗り換えるしか手段はありません。しかし、湘南新宿ラインの電車が当分来ないとなると、同じく赤羽から新宿方面に向かう埼京線がものすごい混雑になっているのは確実です。状況がわかっていたら浦和で降りずに京浜東北線で赤羽まで行っていたのですが、それは言っても仕方のないことです。

赤羽駅の埼京線ホームはやはり人で溢れんばかりでした。しかし、超満員の電車を2本やり過ごすと、その次に来たのは赤羽始発の空っぽの電車。列の前の方にいたので座席を確保でき、新宿までのんびり。遅刻も辛うじて避けられました。運が良かったと言うよりありません。

後で調べたところ、人身事故が起きたのは横浜~保土ヶ谷間でした。そのあたりは横須賀線と東海道線が並走していますから、横須賀線で事故が起きると東海道線も運転を見合わせることになります。そのため、東海道線と直通運転をしている路線にも大きな影響が出たわけです。

もし事故が起きた区間を知っていたら、京浜東北線で赤羽まで行くという判断ができたかもしれません。今日はたまたま運が良かっただけで、埼京線もダイヤが乱れていたら寿司詰めの電車に乗って遅刻という事態も考えられたのです。

そこで気づきました。TwitterでフォローしているJR東日本の運行情報アカウントが【東北・高崎方面】のみだったのがいけなかったのです。私はすぐに【東海道方面】のアカウントもフォローしました。

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