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地方取材

今の職場では、取材で地方出張に行くことがしばしばあります。取材先を自分で決められるわけではないので首都圏ばかり続くこともありますが、平均すると月に1~2回は地方へ出かけているように思います。

取材で行った最北端は北海道の旭川市、最南端は沖縄県の本部町(通ったところを含めると那覇空港)で、訪れた都道府県はちょうど30。プライベートで唯一行けていなかった沖縄県に行けたのも、取材のおかげでした。

もっとも、地方取材によく行くようになったのは今の会社に入ってからで、それ以前は首都圏しか行っていませんでした(地方の場合は外注)。また、新型コロナウイルスが蔓延した3年前も地方へはほとんど行けず、大部分がZoomなどを使用したオンライン取材になりました。

しかし、この間にオンラインミーティングのツールが急速に普及したかかわらず、昨年あたりからまた現地に出かけることが増えてきました。移動時間と交通費がかかっても、対面して話を聞く方が良いと多くの人が思っているわけです。

オンラインでのインタビューを何度も経験した私でも、狭いモニターの中の情報しか入ってこないとやりにくさを感じるものです。インタビューされることに慣れていない人だと尚更でしょう。

コロナ禍で社会は大きく変化しましたが、人間の本質はそう簡単に変わるものではないというのが私の見解です。この事例もそれを示しているのではないでしょうか。

※トップの写真は沖縄県の中城城跡。昨年、取材の空き時間に訪れた世界遺産の古城です。

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