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手術から1年たって変わったこと 〜過去の大量の名刺を捨てました〜

今までも思い立って服を大量に捨てる、などのことをしてきた。
昨年のGWはわたしの服と子どもの服などもあわせて大きなゴミ袋で8袋分、
大量に捨てた。

そんな私にいま「断捨離ブーム」が訪れている。
やましたひでこさんの「断捨離」の音声を購入して、通勤で聴きながら断捨離。
自分にとって今必要なもの、大切なことを大切にするための断捨離。
心配や不安や過去への執着に気づき、断ち切っていく。・・・スタートはコロナ禍もあって、家を片付けたいってことだったんですけどね。
断捨離はちゃんと学ぶと、結構深い。

で、この秋、また大量に服を捨てました。
この前、なぜか捨てられなかった結婚式の2次会ドレスなども捨てました。

次に食器棚にも手をつけました。
この家に引っ越してきて13年、食器はたまっていくばかり。
よく使うのになぜか奥が定位置の食器があったり、棚の中にあふれそうになっていたり。
いやぁ、捨てた!半分くらい捨てたかも。
食器捨てたことなかったから知らなかったけれど、不燃ゴミなのね、これ。
リサイクルもできず、焼くこともできず、埋め立てられると思うと、
急に地球に悪いことをしている気になるのは、わたしだけ?
ごめんなさい。これからは不要な食器はできるだけ買わないようにします。
不要なものを買わなくなるのも断捨離の効果のひとつらしい。

で、この前の週末にはデスク周りを断捨離。

向かい合ったのは昔もらった大量の名刺。
20年以上ライターの仕事をして、1500人以上の取材をさせてもらって、
自分で広告の営業もして、デザイナーやカメラマン、編集者、さまざまな人たちと仕事をした証です。
毎年の手帳は、その時々にどんな仕事をしていたのか、刻み込まれています。
捨てるに捨てられなかった。これらのものを捨てました。
あんまりうやうやしくせずに、スーパーの袋にザバザバ入れて、
はい、捨てました!

今までなぜ捨てられなかったのかな。
過去にこういう仕事をしてきた、という証のようなものを残したかったから?
いつか年をとって、昔を振り返る日が来るかもしれないから?

・・・理由を考えていたら、もう捨てられる、とわかった。
だって、これからも学びたいことややりたいことがいっぱいでてきそうだから、わたしに振り返る時間はないわ。
きっと病気になったり、高齢になって動けなくなっても、
ネットを見たり、ページをめくったりする力が残っているのであれば
過去のものではなくて知らないことを知ろうとするだろう。
過去を振り返るとすれば、仕事の成果を懐かしく見たりするのではなく
家族や友達や同僚と笑い話をするのだと思う。
大切な人とは名刺ではなくfacebookなどでつながっている。

もしも病気が再発してしまったら、
こんな大掃除はできなくなるからやっておきたい、という気持ちがなくはない。
でも、そういうきっかけで、こうした断捨離が進むのはうれしい。

服や靴を捨てたら、新しい服や靴が買いたくなっていくつか買った。
ふふふ。これを着て外に行こう!

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