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【仕事術】スキルの伸ばすために必要な3つのフレームワーク

スキルを伸ばすとき、やみくもに勉強するのも大事です。ただそれだけだと、終わりのないマラソンを走ってるみたいで辛いですよね。

今回はスキルを伸ばすときや、キャリアプランを考えるときに使えるフレームワークを紹介していきます。


3大フレームワーク

ドラクエ理論

スクウェア・エニックスの名作、ドラゴンクエストの転職システムを、スムーズに運用するときの考え方です。

戦士と魔法使いをちょっとずつレベル上げするより、レベル50まで先に上げて、そのあとに魔法使いを上げる。そうして魔法戦士に転職するのです。

片方ずつ上げたほうが戦闘がスムーズに終わるので効率的。

仕事も一緒で先に1人称で戦えるレベルまで、なにかの能力を上げる。そのあとに親和性の高いスキルを伸ばす。

そうすることで、一定の成果を出しつつ、能力を伸ばせるのです。

例えばSES営業なら、先にひとつの領域のマッチングをできるようにする。1人称でできるようになったら別の領域を覚えることに着手する。

ひとつの領域で一連の流れを覚えると、あとは中身をかえるだけ。同時に複数領域を覚えるより教育コストは格段に減ります。

1万時間の法則

これは「エキスパートになるには1万時間の努力が必要」という理論です。どのくらいかと言うと、1ヶ月200時間働いて約4.2年です。

  • 200H×12ヶ月=2400H

  • 10000H÷2400H=4.16年

月250時間をつかっても、3年はかかります。「石の上にも三年」とはよく言ったものですよね。

100万人に1人の人材になる

藤原和博さんが提唱した成長モデルです。藤原さんは元リクルートのフェロー、奈良にある高校の元校長先生だった人です。

3つの分野で100人に1人の人材になり、その3つを掛け合わせて100×100×100で100万人に1人の人材になろうというものです。

たとえば業力×英語力で販路は海外にまで伸ばせます。

会計知識も持ち合わせれば、さらにかわります。海外顧客に営業視点だけでなく、会計視点でもプランニングのできるようになるのです。

そうして、グローバルセールスマンの出来上がりです。

余談や補足

ドラクエ理論との違い

ドラクエ理論の発展系ですね。ドラクエ理論は掛け合わせで上級職を目指す。片方ずつレベル上げする。というものでしたが、これはさらに少し視野を広く深く見るものです。

3つの分野で100人に1人の人材になる。さらにその3つは親和性があり、相乗効果を生むものである。という条件付き。そうすることで、仕事のとり方や提案の仕方、売り出し方がかわってくるのです。

時間の使い方

つまるところ大事なのは時間の使い方です。本屋さんに行けば「タイムマネジメント」や「時間術」の類の本が何冊もあります。

時間は有限です。タイムイズマネーです。給料が入っても、欲しいものぜんぶ買えないように、やりたいことぜんぶに時間を使うのは難しい。

だからこそ取捨選択です。仕事につながる、かつ自分に向いている土俵に、時間を使っていくことがポイントです。

作業ゲー耐性

ドラクエでひたすらメタルキング周回するように、レベルアップには気の遠くなるような反復が必要です。その作業ゲーを飽きずにやれるかも重要な観点です。

のめり込めず、反復が過度に苦痛な場合、向いてない可能性があります。足の早い遅いがあるように、高いところが得意不得意あるように、人には適正があります。

作業ゲー耐性があり、自分が他の人より結果を出せる土俵で戦うことがポイントです。

まとめ

以上、スキルを伸ばすフレームワーク3選でした!

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