ピンク (30Words / kud_lab)

今回のテーマは「ピンク」。女の子とか恋愛を連想させるような色でおなじみですよね。そんなピンクは私が小さいころから好きな色です。母親の影響があるような気もしますが。

ピンクとは

まずはじめに、ピンクとは何なのだろうか。色の一種だということは誰もが知っているだろうが、正確にはどんな色のことをいうのかを述べる。

ピンクとは色名の一つ。JISの色彩規格では「やわらかい赤」としている。一般に、ナデシコ科ナデシコ属植物の花のような薄く淡い赤のこと。日本語では桃色と訳されることがあるが、桃色はバラ科の落葉果樹モモの花のような淡く薄い紅色をさし、由来が違う。JISの色彩規格でも異なる色としており、ピンクより桃色の方が赤みが少し強い。一般的にピンクといっても幅広い色がピンクといわれるが、JISにおいては1つに定められており、それ以外の似通った色は、ピンク系としてまとめられている。また、デジタル大辞泉では、桃色。淡紅色。色事に関すること。色っぽいこと。「ピンク街」とある。ここで、ピンク=桃色が正しいのか疑問が生じるが、今回はピンク=桃色として話を進める。

ピンクの効果

色にはそれぞれ効果がある。基本的には精神的な効果だ。例えば赤は情熱を感じる。心を落ち着かせて淡々と作業をするときは白っぽい色の空間が効率をあげる等といわれている。では、ピンクの場合はどうだろうか。

桃色の効果として、幸せな気持ち、優しい気持ちになる。心も体も若くなる。愛らしく見える。安らぎに満ち足りた気分になる。愛情を求めるようになる。緊張をやわらげる。とある。また、桃色で自分をコントロールということで、ピンク色に囲まれて生活すると心身をほぐしてくれる。若さに意識が向くので美容効果があるとされている。 攻撃的な感情を鎮め心の動きを安定させてくれる。 余裕を感じさせるピンク色は、話をきちんと聞いてくれそうな社交的なイメージを演出できる。男性がピンクのワイシャツやネクタイを着ていると会話のきっかけにもなる。などと様々書かれている。果たして、色にそのような効果は本当にあるのだろうか。攻撃的な感情を抑えてくれるとあるが、実際にピンクの服を着たりピンクのものを身に着けたりしていても、感情が抑えられている気はしない。(個人の見解であるが。)これらに関しては固定概念のような単なるイメージでしかないのではないだろうか。ピンクは女の子の色というイメージがあるために、男の子がピンク色のものを身に着けているところを見かけたら、珍しいが為に話のきっかけを作ることができるようになる。基本的に一般的に思われるピンクの効果は、固定概念であることが多いために、可能性は高いかもしれないが、本当にそのような効果が生まれるかは定かではないと思われる。女性でもピンクは嫌いな人もいて全く身に着けない色である場合もある。なので女性はピンクと決めつけたり、柔らかい・優しそうといったイメージを勝手に作ってしまったりすると問題が生じる場合もあるので気を付けるべきだ。

都市に交わるピンク

ここで先日見かけた建築を紹介する。普段からピンクの建物であるというわけではないが、どういうわけかこの建築は暗くなった夜の街でピンクに光っていた。

ぴんk

表参道沿いにあるKIDDY LANDの建物である。パステルピンクならまだしも、vividなピンクのライトに包まれていると、なんだか怪しい雰囲気を醸し出しているように感じるのは言うまでもない。色による印象操作は可能だということを感じる瞬間でもあった。

REFERENCE

・コトバンク
https://kotobank.jp/word/ピンク-192948
・Color sample.com
https://www.color-sample.com/colors/397/

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