退職した話1

家の話と交互になるけど前職の話。まじで関係ある人がもしも読んだら身バレするようなことを書きますが。(これまでのもそうだけどね)前職はちょっとアレなやめ方をしています。対人関係でメンタルをやられ、元々ストレスが身体に出る方だったけど、この時は目眩がしたり休みの日でも吐き気がひどかったりと前例のない感じの症状で、やばいなと感じていた。

前職には在宅勤務制度があった。といっても、普通の企業がやるような「今日在宅します」的なものではなく、在宅と決めたら一定期間ずっと在宅勤務になるというシステム。不便だがこの時は逆にありがたいと思った。在宅に切り替えたら出勤しなくて良くなるからだ。在宅できる要件に関しては疾病とか、漠然とした書き方ではあったが、本人が希望していて、実際に体調を崩しているわけで、もし診断書とれたらまずいけるだろうと思っていた。

とはいえ、ネットのストレスチェックとかではやばい値が出るものの、こんなん現代を生きる人は大体悪い結果になるだろうし、自分の状態がどこまでひどいかは分からなかった。恐る恐る病院に行って現状を話すと、拍子抜けするくらいあっさり診断書をもらえた。やはり鬱病みたいな深刻なものではなかったが、適応障害(要はメンタルの問題が身体に出てますよ、的な)と書いてもらえた。

限界だったので診断書をもらってすぐ部長に話した。細かい遷移は覚えてないけど、他に数人いる部長とか、専務とかにも相談しなきゃいけないと言われてまじかよと思ったのを覚えている。そんな上まで広げるような話じゃないだろ…。

うーん、記憶が曖昧で時系列で書けないけど、最終的には在宅許可は出せないと言われた。初めに話した部長1が、在宅勤務制度を利用するのは年配の人で育児とか介護がある人くらい、と言ってきたので、そんなことないと伝えるために、他の部署で在宅してる人のことを例に出した。30代くらいの若い人だったから。すると後日、総務部長から、「彼女は妊婦で、つわりが酷くて特例で在宅になった。妊娠してることも知られたくないようだったから公にはしてない。彼女がやったからお前もいけるって思ったのかもしれないけどな」と、こんな言い方ではないがこんなようなことを言われた。まあつわりだろうなとは思ってたけど、バラしたらダメだろ。部長1が例がないって言うから教えてやっただけで、彼女ができるなら出来ますよね的な言い方もしてないのに何故こんな言い方をされなあかんのか。

規定では前述の通り在宅するなら毎日在宅という決まりなのに、週に数日出勤するという提案もされた。気まずくてできるかそんなこと。とにかくこのあたりの言い方が、書いてあることを真面目に読んだだけなのに、書いてもないような、これは有る程度上の位の人にしか使えないとか、実際の運用は違うみたいなことを振りかざしてきてうざかった。普段規則に従えとかうるさいくせに、真面目に読んで上からモノ言われるのはおかしいと思うんだが。

結局、規定上なら明らかにokなはずの状態だったが、最終的に何の選択肢も与えられず、休職してはどうかと言われた。後に書くが裏で何を言われているか知ってたので、絶対そんなことはなくて厄介払いしたいだけなのが見え見えだったが、身体が心配とか言われて心底ウザかった。拒否することもできたかもしれないが、この時は直後に出張があり、それに行くなと言われてしまったため、(出張行かないとその後の仕事がほぼできない)続けるのも気まずいし休職して転職活動しようと思った。

このへんは、裏から提供してもらった情報だが。元々、薬の副作用で体調を崩しやすく、会社にあった仮眠室にノートパソコンを持ち込んで仕事したりしていた。部長2にはそのことを話していたのだが(毎日体調を崩すと説明したが、それなら有給使えとか、基本は自分の席にいろとかいってきたから了承されたわけではないが)、他のマネジメント層の中では仮眠室でサボっていることにされていて、在宅勤務に応じて会社に長く居座られたら困ると言われていたようだった。(この件がなくても2年経ったら辞める予定だったけどな)

阻止された出張についても、こっちは在宅で仕事を続けるつもりだったので、出張に行って帰ってきてから在宅したい、迷惑をかけるしその後の仕事に支障が出るので出張には行きたいと話していた。その直前にも出張行って無事に帰ってきてたし、体調が悪いのは吐き気や目眩で、実際に吐いたことや気を失ったことはないから大丈夫とも話していた。だが、総務部長ジジイは、「何故か出張いきたがるんですよねぇ、出張行きたいなら休まず働けって話ですよ」と言っていたらしい。私はこのジジイとこんな個人的な話をしたことは一度もないし、出張に行きたいのは経験を積みたいからで、今回に限っては迷惑を掛けるし気まずいからキャンセルしたくないと伝えていた。そもそも私は休みたいとは言ってない。

また、在宅を希望するにあたって面談しなきゃいけなかった産業医と、マネジメント類が会って話を聞いていたようだった。実際どんな体調なのかを聞いたり、在宅の制度はこうで、、とか、医者に関係ない話もしていたらしい。その後で、部長1から話を聞いた時、「医師の方に病状を聞いた」と言っていたので、カルテを見たんですか?と聞いてみた。1は明らかに返答に困っていて、ジジイがそんなことは個人情報だからできない、と助け舟を出していた。じゃあどこで情報を?と聞くとごまかされて結局逃げられてしまったが。

退職する時、産業医に私だけが悪いのではないと知ってほしいと思って事情を少し話したが、一部の情報しか知らないからわからないとか、マネジメントとの面談のことを仄かしても、守秘義務にかかることは言ってないとか言い訳がましく、心療内科と言っても患者のことはどうでも良いんだなと感じて悲しかった。(これは精神科の医師にも同じことを感じた)

休職すると決めた後にジジイに1:1で呼び出され、今度は何だと思っていたら、自分の生い立ちと絡めてまだ若いから頑張れということを懇々と説かれた。自分が貧乏な家だったから勉強だけは頑張ったとか、今の会社で体調を崩した時の話とかクソどうでもいい話を延々とされて真顔を保つのに精一杯だった。確かによく喋るが、べつに気さくな人というわけでもないのに、「ぼく昔は大人しくて人とあまり喋らなかったんですよ、見えないでしょ!」と二回言われた。はいと言うしかなかった。裏でしこたま私の悪口を言ってるのを知ってたので当然だが何も心に響かなかった。そもそもこのジジイ、私たち総合職には普通だったのだが、事務職の女性には相当強く出ていたようで、理不尽なことでギャーギャー切れているメールを見せてもらい驚いてドン引きしたことがある。

さらに驚いたのはこの後で、結局ボーナス月までは続けたため、休職の延長申請をする必要があったんだが、それまで総務課長が窓口になってくれてたのに、急に部長1に直接話をつけろと言ってきた。精神的に無理です、連絡先も知りませんと言ったんだが、何月何日に部長からこの件であなたにメールしてますよね(アドレスわかりますよね)と言われ引いてしまった。部長からメールが来た時にも、産業医に会うために会社の最寄駅に行くだけでも体調を崩すから無理だと言ったんだが、社外でもいいから一度会おうと押し切られた。そういうことじゃねぇよ…。前職のさらに前職では、休職した人はかなり守られていて、社員は絶対連絡するなよ!と言われてたのでこの対応にはかなり驚いた。結局会ったけど、大した話もなく、何のために会いたがったのか不思議だった。そして会った後、見事に体調を崩した。笑 この件に関しては産業医から文句を言ってもらい、その後会うことは無くなったが。

なお、産業医からは、この時文句つけたからでは?と言われたが、退職する時も上司との面談とかは全くなかった。1回くらいはさせられると踏んでたので、その時に言いたいことを言おうと思ってたのでちょっと残念だった笑 産業医の言う通りかもしれないが、やはり厄介払いしたいだけだったんだなとは実感した。

そもそも何故メンタルやられたのか等等は、今後書いていきたいと思う。

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