経営者の右腕って必要なん?
大阪の平野という下町で、金属塗装業の社長(言うたら町工場のオヤジ)をしたり、カフェサクエバのオーナーだったり、不動産オーナー業をしたり面白いと思う事には手を出してしまいがちです!
今日はよくある経営者の右腕問題について思うところを書いてみます。
最後まで読んでいただければ嬉しいです😊
1 何のために右腕と呼ばれる存在をつくるのか
社長を実務から解放して、未来の事に時間を使う事ができる環境をつくるためです。
現場に追われてるとなかなか難しい。
将来の会社像を描いてない、もしくは描くつもりのない社長にはNo.2は実際のところは必要のない存在なのかも。
でも楽したいから。
社長が頑張って事業がまわってるくると、現場を動かしてくれる右腕の存在は喉から手が出るくらい欲しくなる。
自分の時間が欲しいから。
そこで現場で1番できている人をNo.2にしていきます。これで社長が動ける時間はできる。
ところが1人の人間に重心をかけすぎる事による事で、いろんな問題が起こってくる事になる。これは身近なとこでも聞くし、自分自身の経験でもある。
あと現場で1番できる人を使ってしまう事による弊害も後々出てきます。No.2人事の基準を現場で仕事ができるという事になってしまう。求められる事が違います。
2 右腕ができたことて起こりうる不具合
じゃあどんな事が起こりうるのか?
その人がいなくなった時に現場が回らなくなる幻想問題。
社長も会社のメンバーもNo.2が辞めると会社がまわらくなるという幻想を持ってしまう。だから社長は言いたい事も言えなくなる。他のメンバーも従わざる得ない。
そんな状態で会社を変えようとすると、困った事になります。そのままでは変わらないし、変えたと思っても引き戻される。OSがそのままなので。
何度も書きましたがこれはみんなが抱く幻想。
じゃあどうしたらいい?
3 目指す組織の姿から決める
事業を組織化して伸ばしていきたいなら、No.2問題はどこかでケリをつけなければならないけど、組織としての結果を求めないなら属人的に事業を進めていくのも悪くない。
要する事業をどこに進めて、どれだけ高い山を目指す事を決めたのかどうか。これでどんな組織をつくるのかが決まってくる。
属人的な仕事は他にも経理のおばちゃんや他の人ができない技術を持つ職人さんがあったりする。
その人達を否定するわけではない。ただ会社を組織で成果を上げていくと決めたのなら、課題となってたちふさがることは間違いない。
水も一箇所にとどまると腐ってしまう。これ人も同じ。いかに澱みない流れを作って人材をまわしていくかどうかが鍵になります。
新しい仕事に触れる事ができる。新しい人と仕事をする機会がある。そういう事を仕組みにしていく事で、組織が活性化されていくようにはしていきたい。
そういった事を考える時間も経営者には必要なので、考える時間を作ることは必ず必要です。
会社の進路→会社の組織→会社の体制制度
この順番を間違えないこと。
最後にお知らせをさせてください。
同志社大の行平広大君が初めてイベントをやります。サクエバ選んでくれてありがたい!あと2、3名で完売のようです。楽しい時間になる事間違いないので是非遊びに来てください🙂
参加ご希望の方はコメント欄かメッセンジャーで私の方までご連絡ください💁
場所はこちら
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