ZETA GUNDAM
醜さとうつくしさのなかで
いったい
君はなにを思う?
その理由を
僕が聴いても
その
君が見てきたものの価値は
色褪せないのか
そう言えるだろうか
僕には言えないから
色褪せてしまうから
君には話せない、このはなし
不思議なくらいに
頭はすっきりとして
まるで霧が晴れたように
クリアになる
朝のこの時間がスキ
近くの
隣町の
図書館に行きたい
できれば
午後からは
本が特別
スキなわけじゃなくて
あの図書館の雰囲気と空気がスキなんだ
そこに誰かはいるのに
とても静かだから
自分を愛するのにも最適な空間
喫茶店やカフェテラスもいいけれど
心が落ち着く時間は
僕にも必要
明日は久しぶりに友達と会う
あくまで、その予定
どこの店にはいって
なにをたべるか
それは決めてはいない
その場の成り行きにまかせることは
ホントの自由を味わうには
ピッタリだと思う
普段の日常は自由ではないからね
わがままな自分と話そう
『世界はうつくしいと』
そんなタイトルの詩集がある
美しくない世界をみて
うつくしいと
感じられるなら
醜くはない世界をみて
みにくいと
感じられるなら
僕の頭には
そんなイメージが広がった
相反する二つの観念は
君と僕の
この世界をつなぐ透明の液体
手に取ると
すぐに乾いてしまうような
トロっとした肌触り
ほんのり冷たくて、気持ちがいい
そんな感覚を
日記に記すように
輪郭だけを鉛筆でなぞると
色は自分の好きな色に塗る
ガンダムのプラモデル
ゼータ・ガンダム
あの美しいフォルムに
小学生の僕は
吸い込まれたかった
昔の話だけど
そんなに悪くないと思う
僕にとって
大切なのは
自分と他人を一緒にしないこと
なるべくなら
新しいものを
たくさん取り入れるような
新鮮な気持ちで
まっさらな感覚のままで
僕は、明日、君に
あなたに会いたい
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