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自分で
自分を満たす
君だって
自己満足でしょ
その感じ

欲求に
素直になった
理性が邪魔をしたら
別人になるしかない

だから
分けて考える
七つだね、だいたいは

あえて
ザックバランにいうと

別のヒトが
君の中には居た
だけど
君は
認めてくれない

認めたくないと
差別的な感情は
この感覚を
差別化できなかった

そして
見て見ぬフリをした
誰もわからぬように

扉を開いたのは自分

思ったこと
どうせ
伝わらないから
考えるのをやめようとした

けど、無理だった

本質だった
利己的な自分は
遺伝子レベルの話

忘れようとしても
みんな憶えてる

名前も顔も一致した

誰かに
責められたのは

錯覚
気のせい
勘違いなのに

自分だけ
独りだけで
罪を背負いたくなって

明日も
何処にも
行きたくなくなった

この生暗さが嫌で嫌で

蛍光灯の明かりは
眩しくて
目が痛くなる

もっと奥
視神経が軋む
気がした

いつも
ギャップに苦しんだ
けれど、キモチ良かった

逆に
落ち着いてしまった

わからないから
分からなかった

何も言えなくて
曖昧すぎて
消せなかった

粉末よりも小さな
霧よりも細かくて
微々たる感覚の中

死を思った

君のではなく
己の終わり

叫び声が
聴こえなくなったら
世界中から
僕はいなくなるから

君は
一つに還るはず

始まりが
初めてだったのは
きっと誰も忘れない

それが
終わりでないことも
知っている
真実としてではなく

それが個だよ
たった一つの事実

歴史にはならない
影響も与えることはない
君だけのもの、僕だけの感覚

自己満足ですらない
充たすことはない

救わないということ

今、自分を

それを選んだのも

僕だ

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