ASIMO

自分にたいする
好い加減さなら

別に
誰の負担にも
ならないような
柔らかさと
蜜と糖分の甘さが
ソコソコにあれば

今の
現時点の
美味しさを存分に
ボクという
もう一人の
存在感を味わえるなら

いつも
ボクは
たいしたりはしなかったし

たとえば
誰かが
ボクの道
進路を塞いだって
邪魔をされたって
自分に残された
与えられた道順は

たった今
目の前に見据えた地点
最終目的地に
向かうための方法なら

サイショ
物語の
ホントの
ハジマリから
たった一つだけ
イッコ
じゃないのなら

どんな運命の人に
この先、出会ったとしても

ボクのココロのなかに
ストレスは発生しなかったし

君の抱える
現実世界の
アマタの問題を
解くための
ヒントくらいなら
ボクは
一緒になって考えられる

今だって、未だって
全然、大丈夫

目の前の
君のことが
こんなに可愛くて
スキなんだから
アイシテルなんて
陳腐な科白は遣わなくても

その困難は
ホントは
コンナン感じ?
のことくらいに

この世界の愛を
自然界の醜さを
遥か彼方に
高く、長く越えていく
自分自身が
マルデ
旅人になったかのように

ボクの愛情を
試すテストには
其の暗いがちょうどいい

最高の
テキトーな
サイズに変わる

ボク
生まれ替わって
いっちゃうのよね

やっぱり、今日も
きっと、アシタも

この二本足で歩いていく

君と出会うために
新しくなった日を
この目で観たくなって
確かめたくなったから

明日よりも
先のミライへと
ずっと遠く
ただの情けなさ

前だけを
コドクな自分と
一緒に見据えて
今を
今日を歩いていく

マルデ、ムダに

ナンの、あてもなく

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