アイマイ・ナ・イロ

あの日
ぼくが君に
確かめたもの

その
詳しい内容
今頃になって

何故だか
ぼく
知りたく
また
もう一度
観てみたくなったから

病室の窓から観えた
遠く離れた国の
シアワセそうな景色に

イロエンピツで
薄く、淡い
『アイマイ・ナ・イロ』から

なるべくなら
ホントウの気持ちを

自分が
等身大パネルになったつもりで

妙に懐かしいけど
別に哀しくはない

たった一枚しかない写真を
ココロノソコにしまいこんだ

その動作を
ヒッシに眺めていた

最初に始めたのは
ぼく
自分だったから
君には
ホント、悪いけれど

明日ではなく
昨日でもなく

たった今
ぼくを観てた
切り離した自分に

もう1回
話そうと
話し掛けてみようって

ボク、『想った』の

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