ルック・バック

うしろを見た
真後ろ
観れないような
誰も

たとえば
ボクが
他の生き物であっても

死角になる景色
底にひろがる世界

ただ
ただ
そこに在る物語

一つ
ではなかった
ボクの思い出

君の姿を
ボクは知らない

ホントの事?
名前も
知る事のできない

ウシロのショーメン
に映った
君の顔
それを観た
ボクの顔

過去ではなくて
戻りたくないような

それなのに
現実
生々しいだけの
自分

愛おしい君を
ボクは知る

そして・・・・・・・・・・・・・・・

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