Condensed milk

冷蔵庫には
コンデンスミルクが1本。
またの名を練乳といいます。
にゅるっとした
乳白色の甘い液体。

みなさん、どうです?
スキですか?
練乳、愛してますか?

使い方は色々あります。
ミルクせんべいに塗ったり。
いちごにかけたり。
あとは、そのままチューブ毎を絞って
先っちょを舐めてみたり。
どの方法を試しても、甘くて美味しい。

もしかしたら、
大好きな君の身体の部分に
塗りたくってみるのにも、適しているのかも。
きっと楽しめるし、君の身体は甘くなる。
昨日よりも確実に。

そんな想像と妄想
イメージを膨らましながら
ボクは
冷蔵庫のコンデンスミルクを取り出した。

とりあえず、なにかに塗ってみよう。
けど、そのとりあえずがないな。
冷蔵庫にも、この家にも、部屋にも。
食べられるものが、なにもない。

最高のシチュエーションを
ボクは考えた。
そうだ!いいこと思いついたぞ。

白くて、甘ったるくて、ドロドロしてる。
まずは手に塗ってみよう。両手に。
ハンドクリームみたいに。満遍なく。
まあ、コレはゲームみたいなもの。

このベタベタの
ボクの手のひらが
カピカピに乾くまでに
君がこの部屋に戻って来たら
ボクの勝ち。

その時は君の胸を
Tシャツの上から
練乳をつけたまんまの
この両手でさわる。
わしづかみにする。

ベタベタにしちゃうから
Tシャツさんにはちょっと悪いけど。
今回だけはご愛嬌ということにして。

すると、君は驚いて、嫌がって
そのTシャツを脱ぐだろう。
ボクの目の前で。
ある意味、必然的に。

部屋にある
ボクのTシャツに着替えるから
ボクの一番
お気に入りのTシャツを渡す。

そのTシャツは
ボクが君にプレゼントしようと思って
あらかじめ購入していたもの。
君は、色もデザインも
きっと気に入ってくれるだろう。

コレは絶好の機会。
まさに、チャンス。いまのボクには。

なんと言っても、
その時、ボクは
君の胸
おっぱいにさわることができる。
最も自然な流れのなかで。

ボクが真っ白な練乳で
ドロドロに汚した君のおっぱい。
想像しただけで
もうやばくなりそう。

ちょっと休憩。
アタマを冷やそう。
ホントは練乳じゃなくて
ボクが冷蔵庫に入ってたらよかった。

今度、ボクに会ったら、
君はたぶん、そう言うと思う。

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