《ボクのメモリ(目盛り)》

ココロに鍵をかけて
閉ざしていないなら
なんとかなるよ
そんなの
たいしたことじゃない

誰にでも
同じような事がある
自分の事と同じように
何かを感じられるから
感動だってできる

目の前の扉が開くまでは
ちょっと時間がかかるけど

僕が大丈夫なのに
君だけがそうじゃないなんて
そんなのあるわけない

人を想う
それでも
何度も裏切られた気になった
傷ついた振りもした

いっぱいだった
僕はおなかいっぱい

部屋は散らかった
好きなものでいつも溢れてた

時々は
『断捨離しなさい』
『いらないものは捨てなさい』
母親は言っていた

云われた通りに
色んな事を忘れてきた
記憶にある思い出を整理する

僕の持ってる
ハードディスクは
そんなに大きくない

今度
君に会える時は
頭の中をスッカラカンにして
フラットな気持ちで

まっさらな状態のまま
新しいメモリを
いっぱい増やしたいんだ

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