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世論時報
2020年8月21日 13:59
ここに、一束の戦争記録の書かれた文書がある。この文書は、僕のひいおじいさんが、僕に遺してくれた、とても大切な物だ。 僕は、小学二年生の頃から、ひいおじいさんと訪れていた場所がある。知覧特攻平和会館だ。 ひいおばあさんとも、前はよく来ていた知覧に到着し、平和会館の入口まで歩きながら、ひいおじいさんは、「このベンチでいつも休憩していたなぁ。」と懐かしそうに、また寂しそうに呟いていた。平
2020年7月13日 09:59
ぼくには、今でも忘れられない幼稚園の頃の心あたたまる思い出がある。その思い出は、忘れるわけもなく、また、忘れたくもない思い出だ。 それは、ぼくが幼稚園に行くバスの中のことであった。そのバスの運転手は、いつもやさしく声をかけ、微笑んでくれるおじさんだ。ぼくが初めて幼稚園に行ったときからの付き合いだ。 ぼくは、いつものようにバスに乗り、席に座り着くのを待っていたときだ。そのとき急にバスが交
2020年6月25日 10:54
僕の父は介護の仕事をしている。会社名は「夢たび」。名前どおり、普通の介護の仕事とはちがう。始まりは父がおばあさんと何気ない話をしていたときであった。そのおばあさんが「最後でいいから旅をしたい。だけど家族などには迷惑をかけたくない。」 そのとき、父はヘルパーさんが介護しながら旅をするのはどうかと考えた。今まで、僕の中では高齢者は家や老人ホームにずっといるイメージであったが、その考えが変わ
2020年6月19日 09:53
ぼくは、「人権」についてよく分かりません。なので、じ書で調べました。「人権」とは、人間が人間らしく生きるために当然なこととして、みとめられている権利。自由や平等などの権利。と書いてありました。それでも、よくわからないので、家族に聞きました。 「差別やいじめをしないことだよ。」と、お母さんが言っていたので、「いじめ」について考えました。 ぼくは、いじめたり、いじめられたりということがど