生徒が創るルーブリック評価

現在僕は
#生徒が創る授業
と称して、
教育のパラダイム転換を起こすような取組を生徒たちと共に挑戦しています。

今日の話は、

三年生コミュニケーション英語Ⅲ
2学期中間テストに向けてのお話。

▼なぜ生徒が創る授業なのか?

この授業は、運営チームの生徒たちが授業を企画・運営しています。

そもそも
日本の学校の教科の学習では、

①先生に課題を設定してもらって与えられた課題を解決するいうのが常識ですが、
#課題解決はテクノロジーに任せたい

②生徒が授業を創るというのは、自分たちで問題を発見する練習になります。
#問題発見できる感性を磨きたい

①価値を消費するという常識の中で育っていくより、
#今の学校教育

②価値を創る経験を若い頃から少しでも多くしていく
ことが大切なのではないかなと考えています。
#これからの学校教育


特にそれが「授業」であることが教育格差の解消のためにとても大切だと考えています。


ゆえに「授業」をクリエイティブラーニング型にすることには意義がある。
#ちょうど先月ここでクリエイティブラーニング型授業の説明させていただきました

https://kecmirizevent07.peatix.com/view?fbclid=IwAR2KEjy3invTXtyORGz1yDB3Vdv8J1aHxq4mTejSrc2uethzpHAtxt7HMYU


▼こんなことまでできるようになる!

さて、夏が終わり秋がやってきた10月。
2学期中間テスト直前。

コミュ英Ⅲの授業運営チームはどう企画し、価値を創ったのでしょうか。


コミュ英Ⅲ では、
3年生になり、ネイティブの先生が週に1時間きてくれることになりました。
2学期、彼/女たちは焦点をこの授業に絞りました。


①ネイティブの先生と、どのようなコミュニケーションをとりたいか(目的)。
② どのようなテストをすればそれができるようになったか確認できるか(目標と評価)。
③どのような活動をすればこれら目的と目標をクリアできるか(手段)。
④どのようなスケジュールで、進めていくか(計画)。


この①〜④を、僕から問いかけることもなくほぼ全て自分たちの力で考え、
2学期が始まる前から授業内容について考え始め、
2学期が始まった頃にはすでに中間テストについてのプランが完成しました。
#感動でした


僕がもらったのは
「先生、相談のお時間もらってもいいですか?」
という言葉と
「印刷のお願いしていいですか?」
くらい。


生徒たちがネイティブの先生に授業プランを説明し、
「こういうことをしたいからこういうことをしてほしい」
と拙い英語でコミュニケーションをとる。


授業後には「フィードバックをみんなに伝えてほしい」とお願いする。


去年の序盤のミーティングから考えるとほんと評価観もアップデートしていて、とにかく感動します。

そして定期テスト2週間前にして、
いよいよスピーキングテストが始まりました。


ネイティブの先生から「評価基準(規準)つくっておいてね!」
というお願い。

「みんな受験で大変やし僕作ろっか…??」
と聞きましたが、
なんと自分たちでつくりました。
完全に生徒だけでつくった「ルーブリック評価」です。


自分たちの目標を、しっかりと自分たちで設定して、
そのためのテストまで自分たちで考えて実践する。


授業、部活、課外活動と、いろんなところでの学びをこうやって授業運営に活かしていく彼/女たちの成長を、うるうるしながら見護っています。

なんかほんとすごい。


先生が「教える」という教育のパラダイムが少しずつ
先生が「導く」という教育のパラダイムになってきましたが、
先生は「支える」「共に創る」というのが本質で、
そのための教育実践が
「クリエイティブラーニング型」を軸とした授業デザインなのではと、考えています。

今日は
#生徒が創る授業
を紹介させていただきました。
高校生でもこんなことまでできるんだ、ということをぜひ知っていただけると幸いです😊


最後まで読んでいただいた方、
ありがとうございました☺️


みなさんは関わる子どものクリエイティビティを育む機会をどのようにつくっていますか?

またお話させてください👍




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