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リベラルのユートピアはおフランスの貴族社会

ポンパドゥール夫人、来歴が破天荒過ぎる笑。
ブルジョワ階級の娘として生まれ、少女時代は修道院でシスターをやり、貴族並みの高い教養を付ける。
その後文化人達のサロンで高級娼婦のようなことをやって過ごし、ルイ15世に買われて、当時既に夫がいたにも関わらず国王の愛人として宮廷入りすることに。
ルイ15世が政治に関心が薄い人だったため、当時のフランス政治の実権は彼女が握っていた!という。
シスターから娼婦、国王の愛人で影の宰相!何でもありだ笑。

フリーセックスで婚外交渉やりたい放題、投資とか実利的なことは苦手だが、教養と芸術には秀でていて、サロンで文化人達とウフフあははの神の戯れ。
それってまさにリベラルの理想やん。
フランスの貴族社会こそがリベラル達の理想郷だったということじゃ。
階級闘争を煽る割に理想は貴族社会に見出してるのって、フェミニズムが男権を敵視しながら実際には男になろうとする女であったのと同じだ。
寛容どころかフランスの貴族社会の伝統の方がリベラルのユートピアだったわけだ。
それにこの、家柄はまぁまぁだけど、高級ホステスのように美貌と社交力を駆使して人身を掌握し、トップに昇り詰める感じ、日本で言えば細木数子みたいな感じかも笑。
それだけの破天荒が許される時点で、伝統の中にもある程度のリベラル性ってあるよなぁ、とやはり思う。

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