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米国に還っていったかぐや姫

眞子さん結婚問題、保守派の人のが皇室に「あるべき姿」を押し付けて、気に入らないからと否定してるの本当に倒錯してる。

我が国の姫が選んだこと、本当に愛国で権威主義なら認めるよね。
皇室家の人間にさえ世間体を押し付け、思い通りにならないなら誹謗中傷する、天皇家の方を国民の奴隷にしてるじゃん。

守るべきものはないのか?

戦後すぐ天皇は「人間宣言」してるし、娘をPTSDになるまで追い詰められたら、父親として怒るのは当然でしょ。
「許容出来ない」と言ったのだって、誹謗中傷した人らに対してだろう。

娘の人権よりも、公=世間様のお気持ちを第一に考える冷酷なロボットになれ、と?
自由に愛する人と結婚したい、21世紀になっても、そういう自然な人間味さえ許せない。

逆に、個人の自然な在り方をそこまで認められない不寛容な社会だからこそ、「天皇も同じ不自由さの中で苦しんでいてほしい」という宗教なんじゃないかと思えてくる。
だから不寛容チキンレースをリタイアして自由に幸せになろうとした眞子さんが許せないんじゃないだろうか。

それに今更だけど、「世間様をお騒がせして申し訳ございませんでした」というあの常套句は、そしてそれを言わせる社会はなんなんだろう。
他人の婚姻一つで「心を乱された」て、どんだけ幼稚で依存的なのか。
もしもそんな幼稚なクレーマーがいたとして、お騒がせして〜と謝ることは、クレーマーを全肯定してるようなもので、共依存を助長しているだけである。

当たり前だが、自分の心を自分で保つのは、基本的にはその人自身の責任だ。
お気持ちファシズムは、精神的自立が出来ていない、幼稚なクレーマーを誘発するから止めた方がいいと思う。

個人の基本的自由よりも「世間様のお気持ちの方が大事」ていう、不寛容な国民性が嫌いになったからアメリカに逃げられたんじゃない?

成長したら生まれ育った土地を捨てて、天界に還っていったかぐや姫のように。

普通の人間としては正しいと思う。

小室圭さんと眞子さん、数々の苦難を乗り越えての結婚おめでとうございます。

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