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自意識過剰な自分を認めてラクになれた話。


最近、自分との向き合い方が大きく変わったので
その変化について書いてみようと思います。


今回のテーマはズバリ!!!

《 自意識過剰な自分を認められた 》

です!!

なかなか恥ずかしいテーマですが、
今回の自分改革が起こった一番の要因はこれ!


私はもともと自分にベクトルが向きやすいタイプで、内省型の自分大好き人間…。笑

なんとなく分かっていたんですが、最近そんな自分を物語の登場人物と重ね合わせることで客観的に見つめる機会がありました。

そんな中で「自分はなんて恥ずかしい人間なんだ」って思うだけじゃなく
「おもろい人間やなぁ」って認められるようになったんです。


今回はきっかけになった2つの要因について書いていきます!




①ドラマ『だが、情熱はある』


まず1つ目は、

1つ前のクールでやっていた
『だが、情熱はある』
というドラマです。

このドラマはオードリーの若林と南海キャンディーズの山ちゃん、
(馴れ馴れしく呼び捨てですみません…)
お二人が芸人として活躍するまでの人生を描いたドラマだったんですが、

2人のちょっと捻くれてるというか、自分への強い思い込みや人と自分を比べてしまうところ(=ドラマ内では人として何かが足りないと表現されてた)

ところにすごく自分が重なって共感できたんです!!!


元々お二人について詳しく知っているわけじゃないので
興味本位で見ている間にハマっていった感じなんですが、

山ちゃんが「俺は天才だ」って言い続けているところや
若林が「あいつらと俺は違う」って冷めた目で見てるところに

いやぁ、なんか分かる、、、。

と、普段心の中でこっそり思っていることがストレートに表現されていて共感できました。


もちろんそんなことは口には出さないし、誰にも言わないけど、
どこかで私も「私はできる、私は違うから」って思ってたんですよね。


自分が傷つくことが怖くて、
人と比べて「悔しい」って思いたくないから、

「私はあの人たちと違う」と思うことで自分を守ってた。

そんな自分がいることにこのドラマを見て気づいたんです。笑



そんな自分を見せるのはカッコ悪いし、
絶対他人には見せられないけど

お二人の自分を貫き目標を追いかける姿を見てると

そんな気持ちも大事にしていいんだなぁとか、
案外みんな自分の心の中に同じ気持ちを持っているんだなぁ、

と思えて頑張ろうって元気をもらえました。


人間らしくていいじゃん、と前向きに受け止められるようになったんですよね😌




②小説『何者』



2つ目は「何者」という小説です。

2016年に映画化されていて、大学生の頃に見ていたんですが内容は忘れてしまっていたので改めて購入して読んでみました。

そしたら、
ここに出てくる言葉にぶん殴られたレベルで考えさせられたんです!!!笑

就活がテーマの物語なんですが、


人を冷めた目で見たり、嘲笑したり、

他人と自分に線引きをすることで
人とは違う「何者」かになろうとする
就活生たちの姿が描かれています。



そんな登場人物たちに向けられた強い言葉にものすごく考えさせられました。

一部抜粋させていただきます。

今までは、結果よりも過程が大事とか、そういうことを言われてきた。
それは、ずっと自分の線路を見てくれてる人がすぐそばにいたから。

だけどもうね、そう言ってくれる人はいない。
私たちはもう、たったひとり、自分だけで、自分の人生を見つめなきゃいけない。
もう、育ててもらうなんて考え方ではいられない。

したこともないくせに、自分に会社勤めは合ってない、なんて、自分を何だと思ってるの?
会社勤めをしている世の中の人々全員よりも、自分のほうが感覚が鋭くて、繊細で、感受性が豊かで、こんな現代では生きていき辛いなんて、どうせそんなふうに思ってるんでしょ?

そんな言い方ひとつで自分を守ったって、そんなあなたのことをあなたと同じように見てる人なんてもういないんだよ。あなたが歩んでる過程なんて誰も理解してくれないし、重んじてない、誰も追ってないんだよ、もう。

『何者』より一部抜粋



めちゃめちゃ今の自分に刺さりました…。



社会人になって2年3ヶ月が経ちましたが、私もこの登場人物たちのようにどこかで「私は違う」「今のこの考え込みやすさや思い込みやすさを続けていけば何者かになれるんじゃないか」

そう思っていたんです。



そして文章は次のように続きます。

ずーっと、自分が今やってることの過程を、みんなに知ってもらおうとしてるよね。

十点でも二十点でもいいから、自分の中から出しなよ。自分の中から出さないと、点数さえつかないんだから。これから目指すことを綺麗な言葉でアピールするんじゃなくて、これまでやってきたことをみんなに見てもらいなよ。
そうでもしないともう、見てもらえないんだよ。私たちは。百点になるまで何かを煮詰めて表現したって、あなたのことをあなたと同じように見ている人はもういないんだって。

『何者』より一部抜粋


本当にその通りでした。


頑張っている自分を誰かに見てもらいたくて、認めてもらいたくて必死にアピールする。

でも実際にやってきたことはどうか?
本当に形にできているのか?


そう振り返ると、
いい点数を取ることばかり目指して、誰かに見てもらうことだけを考えて、
正直本当に努力してるか?って言ったらそうじゃいな、と思ったんです。


どこかでそんな自分に気づきながらも、このままでもいつか上手く行くと思ってる。


頑張ってる風に見せてるけど
それは本当の努力じゃなくて

頑張ろうとしてる自分を見せることで
努力してる人になりきっているだけ。


改めて自分がいかに自意識だけで生きてきたのか、
自分のことしか見えてなかったことに気づきました。



そんな自分に気付いたからこそ、

もっと人に頼ろう、人の意見を聞こう。

私は何者でもないし、何も持ってない。

でも人はそれぞれ違う、
だからこそ借りれる力は借りて

相談できる人には相談しよう。


と思えたんです。




気づけたその後…。


だいぶ文章が重たくなってしまいましたが、笑

2つのきっかけを経て、自分の自意識に気付けてからは
人が変わったかのようにラクになりました!!!


できないところは積極的に聞く、
力不足な自分が出ちゃったっていいから、自分の思っていること、考えたことを素直に伝える。

いろんな人を見て、その人の得意なことを知って、頼れることはどんどん頼る。



そうすると、今まで以上に周りの人たちに興味が湧いて、
人の良いところにたくさん気づけるようになりました。



自分の苦手な部分をストレートに表現できれば
素直に人を頼れるし、指摘も素直に受け止められるので
1人で悩むことも断然に少なくなりました。


本当に20代前半でこのことに気づけてよかった…。




と!
ちょっと長くなってしまいましたが、
ここまでが最近の私に起こった大きな変化でした!!!


私の中では本当に大革命。笑笑


と言ってもまだまだなので
今後も自分と向き合いながら
社会人としても、人としても少しずつ成長していこうと思います!!



最後までご精読ありがとうございました!!!

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