【10月号:業界絞る前に一度見て!就活生に知ってほしい”介護”という仕事の魅力】
こんにちは!株式会社RARECREWの水野です!
入社して丸半年。先日22卒の内定者の方にお会いして、もう先輩になるのか…!とちょっとびっくりしてしまいました。
最終面接で社長に「広報や採用に携わりたいです。」と伝え、
じゃあ実際に広報に関わることをやってみようか!と機会を頂いて動き始めたのがちょうど去年の今頃だったなと思うと感慨深いです。
さて、今回の記事でお話しするのはタイトル通り介護の魅力です。
”介護”という文字を見てnoteを閉じようとした方、
少しだけ読んでいってください!
「介護ってなんとなくどんなのか分かってるから別に業界分析しなくてもいいや」
「どうせ私は関わることないし知らなくてもいいや」
そうやって無視していませんか?(就活時の私はこうでした。)
だからこそ就活中の皆さんに、
業界を絞る前に一度見ないのはもったいない!
と伝えたいです。
私はどんな場所でも活躍できるキャリアウーマンを目指して、四年制大学から介護業界に就職。
そして現場に出て半年、イメージとのギャップや新たな発見に囲まれながら日々学びを得て、この仕事のすごさを実感しています。
そんな私が仕事の魅力を伝えていきます!
これからやりたいことを見つけるという皆さんに届くと嬉しいです!
ちなみに私がこの業界を選んだ理由はコチラの記事に書いてます!
Chapter.1 他の仕事にはない、人との関わり方
様々な仕事がある中で、人と関わる仕事はたくさんあると思います。
私の就活の軸にも「人と関わる仕事がしたい」という思いがありましたが、
考えればほとんどの仕事が人と関わる仕事ですよね…!
それでも1つ1つ仕事が異なるのは、
誰と、どんな関わり方をするのかがサービスによって違うから。
・社外の人と関わるのか、社内の人と関わるのか、直接顧客と関わるのか。
・サービスを通じて関わるのか、一度に何名の方と関わるのか、どのくらいの期間関わるのか。
(就活中にこの2点を整理するだけでも仕事の違いってよく見えてきます。)
介護の仕事は、お客様と直接深く長く関わる仕事です。
サービス業だから当たり前でしょと思うかもしれませんが他のサービス業(医療や美容など)と異なるのは
目的が自立支援だということ。
例えば医療であれば治すこと、美容であれば理想に近づけることが目的ですよね。
でも介護はあくまで自立支援なので、お客様ができることを手伝ってしまってはいけません。
お客様が何を求めていて、何に困っているのかを知った上でサービスを提供する必要があります。
これは診療や診断で把握できるものでもありません。
だからこそ働く人の力が試されて面白いんです!
一言でいえば”想像力”。
経験が増えるほどこの力がついて自分の身になっていくように感じます。
Chapter.2 お客様の生活すべてに関わる仕事
介護と言えば、老人ホームや訪問ヘルパーなどのサービスが浮かぶと思いますが、直接サービスを行うことだけが仕事ではありません。
Chapter1でお話ししたように、介護の仕事は常にお客様が何を求めているのか想像して動かなければなりません。そのためにはお客様のことをどれだけ知れるかが大切。
それも店舗でお会いしている際のお客様の状態だけを知ればいいというものではなく、どちらかと言えば会っていない時間のお客様の状態を考えることの方が必要です。
ちなみに1人のお客様に介護サービスが提供されるまでの簡単な流れはこの様な形です。
お客様本人とご家族からこうなりたいをヒアリング
(Ex:自宅のお風呂に1人で入れるようになりたい)
↓
現在の身体状態や精神状態をヒアリングで確認して目標立て
(Ex:3か月後にお風呂場まで手すりを掴んで歩けるようになる、6か月後に1人で浴槽を跨げるようになる)
↓
その目標に対するサービスを計画
(Ex:週2回の入浴特化デイサービスと週2回のリハビリデイサービス)
↓
サービスを提供
↓
途中経過で変化があればご家族や他事業者(お客様が利用している他のサービス事業者)と相談、修正
(Ex:2か月目には歩行状態が良くなったためリハビリを週1回に変更)
お客様一人一人に対してこのような流れになっています。
この流れにすべて直接携われることってすごいことじゃないですか?
特に高齢者の身体は目まぐるしく変化していきます。
直接関わっているからこそ変化にも敏感に気づくことができ、
常に目の前のお客様のためにできることは何かを柔軟に考えて動くことができます。
大切なのは経験値だけではありません。
人のためにできることを考え、動ける力が最も必要だと感じます。
Chapter.3 とにかく価値観が広がる
就活する中で様々な業界の人や経歴のある学生と関わり価値観が広がった!という方は多いのではないでしょうか?色んな方の話を聞くと想像がつかないような経験をしている方がたくさんいて面白いですよね!
この仕事をしていて感じるのは、お客様から学ぶことや気づきをもらうことが本当に多い!
お客様から貴重なお話しを聞くということももちろんあるのですが、
関わるお客様の状態や考え方は本当に様々。
例えば同じ認知症の症状でも、感情がすべて表に出る方もいらっしゃれば、全く感情が出ない方もいらっしゃいます。昔のことは覚えていても今のことをすぐに忘れてしまう方もいれば、その反対の方もいます。
これは関わってみないと分かりません。
また経験も様々。
医者をやっていた方、役者をやっていた方、特攻隊で飛行機に乗っていた方など…聞けば聞くほど様々な経験を聞くことができます。
過去の経験、現在の疾患、性格、生活環境など様々なものが重なって、
お客様一人一人の価値観ができているんだなと学びます。
逆に初めて会う方には、なぜこのお客様はこのように考えるんだろう?このような行動をとるんだろう?と考えることが新たな気づきとなり面白く感じます!
まとめ 介護は”人間力を身につけれる仕事”
先日、新オフィスでコーポレート写真を撮影しました!みんなキマってます✨
全くの未経験から介護職、シニアマーケットに携わっている訳ですが
必要なのは経験値だけではないと実感しています。
一番大切だと感じるのは、
目の前のお客様のために自分は何ができるのかを常に考えて動くこと
です。
こんな考え方の方もいるんだ!
なぜこの方はこう考えてるんだろう?
どんな経験からこう考えるようになったんだろう?
と相手を受け止める力、相手の気持ちを想像する力がついてきたように思います。
そしてこの力は現場だけで活かされるものではありません。
例えば、
広報として文章を書く上で、届けたい相手はどんな経験をしていてどんな気持ちなんだろうと考えて内容をつくることができたり
同期など他のメンバーとの関る上で、相手はどんな考え方を持っているんだろうと考える力に繋がっています。
現在は現場で働きながら広報の仕事にも携わらせて頂いているのですが、
現場の業務だけでなく、自分の目指すもののためにやりたいことに携われる環境があるということがより自分を成長させているように思います。
介護の仕事は誰でもできるそんな風に思っていませんか?
人の力になりたい、自分が誰かのためにどこまでできるか試したい
そう思える人にしかできないそんな”特別な仕事”だと思っています。
同じような思いのある方にぜひ挑戦してもらいたいです。
皆さんの挑戦をお待ちしています!
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