問題が起こっても犯人探しはしない方がいいのかも

問題が起こった時


何か問題が起こった時って、誰のせいでこんなことになったんだって犯人探しをすることってありますよね。

繰り返し問題が起こらないように犯人を見つけて注意したいという気持ちになるのかもしれない。

それに企業が大きくなればなるほど、守るべき信用が大きくて小さなミスも許せなくなっていくから、その責任の所在(犯人)を明らかにして何らかのペナルティを科すことによって、犯人および周りの人にも緊張感を持たせることができる。それで企業の信用を守れるのなら企業にとって都合がいいのかもしれない。

ただ実際に問題が起こったときに犯人探しに躍起になって、その問題を蔑ろにされることがある。これってあまりいいことではない気がするんですよね。

失敗した時に大切なのは犯人探しではなくて・・・

例えば取引先に提出した成果物(企業全体で取り組んだものなど)にミスがあったとすると、最初に取引先に謝罪して全力で成果物を修正する作業をすることになると思う。

ところがミスが発覚した時点で、何より先に誰がやったところにミスがあったんだ?って話になって犯人探しを必死にやる人がいたりする。

でもこの時点で犯人探しは必要ないと思うし、修正する部分を確認すればある程度犯人(ミスした人)を特定できるかもしれないけど、その人を咎める必要もない。

最優先した方がいいのは、取引先に信頼してもらうためにも全力で修正作業を行い、1秒でも早く修正した成果物を届けられるようにすることが大切だと思うんです。

ところが、成果物の修正に時間をかけないといけない時に犯人探しをする人がいたりして・・・そうすると余計な時間がかかるばかりでちょっと残念に思ってしまう。

犯人探しをしている時間を成果物の修正に使えばその分早く対応できるし、その犯人を見つけたところで修正作業は早く終わらないから、早く修正するためにも犯人探しより作業に集中した方がいいと思う。

修正作業が終わっても犯人探しは必要ない

じゃあ作業が完了したら、犯人探しを始めた方がいいかというとそこでも必要ないと思う。

なぜなら、ミスした本人は自分が迷惑をかけたことをわかっていると思うし反省もしていると思う。もちろん反省しない人もいるのかもしれないけど、そこで反省せずに成長できないと、同じ失敗を繰り返す可能性が高くてその人は仕事の担当を外されると思うから、結局反省していないその人が辛い思いをするだけだと思う。

人は集中力や疲れなどによってヒューマンエラーを起こしてしまうことがあるから、問題が起こった時に犯人を探したり責めるのではなくて、どうやれば次はそうならないようにできるのか考えて、社内で共有すれば問題は徐々に減っていくと思う。

なので犯人を探す必要ってないんじゃないかと。。

それに犯人探しをすることが多いと、失敗ばかりを気にしてしまってチャレンジしにくい職場環境になっていきそう。

また、環境が目まぐるしく変わる現代社会において、企業も変われなければ生き残れなくなっていくかもしれないから、やはりチャレンジできる環境作りは大切なのかな。。

結論として、問題が起きたとしても犯人探しをすると肝心な作業が遅れたり職場環境がギスギスしがちなので、やらない方がいいのかなって感じました。

serihiro.comよりコピペ

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