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ソワソワを書くか、書かないか

おはようございます!このままだと昼飯前に何も書かないままになりそうなので書いておく。いのっちの手紙を読み進めた。途中で文字が文字としてしか認識できなくなってきたのでつまり飽きてきたのだと決め打って、音楽を聴き始めた。今はパソコンで聴いているがそのときはアイフォンだった。アイフォンで聴く音楽にも耳が慣れてきてしまって退屈になったので、しょんべんもしたかったしトイレに行った。トイレに行くために立ち上がったら飯を作りたくなった。今日の夕飯にカレーを作ることになっている。楽しみだ。さっさと作り始めてもいいような気がするが、その前に昼飯用のオムライスの卵だ。どっちが先でもいいんだけどね、お湯沸いたから白湯よりちょっと熱いくらいの、熱めの白湯よりも、ただの冷めた熱湯を飲む。

昨日は結局、ユーハイムというところのクッキー缶を買った。家で包装を剥がしてみるとなかなかどうして愛らしいパッケージをしていた。ふたに、中に入っているクッキーの絵が実際のなかでの配置になぞらえてプリントされているのだが、ぷくぷくしている。このふたはいいな。お店でも、包装はホワイトデーっぽくないけど間だけの状態だったらかわいいなと思った気がする。でもやっぱり缶がかわいいのかもいつからいつまでだかわからないがわからなくなっていた。

11:17だ、昼飯を食ってもいい時間だが、レミちゃんの会社がある日のスケジュールに沿って動いたので朝飯がいつもより遅い。いつも6時くらいに食べるから、1時間ちょっとかな。米粉の細長くて白いパンと、昨日ふかしたメークインをコンソメと塩胡椒、ブラックペッパーで味付けしてバター(マーガリン)で炒めたものを食べた。あと昨日はクッキーのほかにもうひとつ、あのまんま渡したらホワイトデーじゃないけど、家についていい感じの間接照明の上に袋から出したラッピングしてリボンのつけられたそれを机の上に置いてみたら、もうひとつ俺の作ったスイーツがあればこれは立派なホワイトデーの贈り物になるなと信じられるようになってきて、夕飯のオムライスを任されたのは後回しにして、とりあえず動きたかったのでマルエツに行った。

もうちょっと書く。右手だけ冷たい。お湯は美味い。このブルーのスタバのタンブラーでこの前コーヒーを飲んだが、やはり冷めづらくて、ずっとほかほかだと飲んでる途中に思ったことは多分なかったけれど久しぶりに家で最後までコーヒーを飲めて、なんというかホッとした。一応コーヒーがすごく好きなつもりだったから、ここ最近自分の入れたコーヒーを最後まで飲めないことに悩んでいた。ひとつには割とすぐに冷めてしまう、冷めないような工夫をひとつもせずにドリップしていることにあると思っていたので試した。毎度このやり方でなくてもいいとは思う。例えばドリップする量を減らすとか。そもそも、最近そもそも論をぼくはなんとなく控えるようになってるが、長い時間をかけてコーヒーを飲むのもそうだし、飯を食うのが苦手だ。というか美味いもんはどんどんはしが進んでしまって、口が一度も空っぽになることもないまま、どころか飯に常に3割以上そこを占拠されたまま食事が終わる。毎度そう。それしかない。よく噛むとかない。飲み込むタイミングは俺が管理しているわけではない、うまいうまいと箸を運んでいたら、その間に勝手に飲み込んだり噛んだりしてくれているらしい。噛んでいると実感する時ももちろんある。たくさん。歯応えのあるステーキとかきゅうりとか食った時は噛んでいる。というか全部噛んではいる。よく噛む、味わう、俗に言われるときの、その意味においてのその動作がなぜ必要なのかわからない。誰も何のためにやってるのかわかっていない。あるいは完全に儀式的に、そういうものだ、を超えて心を無にしてやっている人は、こちらはちょっとはいるかもしれない。でも大体、いいもんだと思ってそれをやっている。朝型の人が早起きを盲信するみたいに。いつものように清濁入り混じったXのドブ川を見ていた。朝型の人は語気が強い、その論理の「負けようのなさ」を知っているからだ、あるいは経験則として肌に染み付いているからだ、これを言えば、相手は究極的には反論できない、極めてしづらいのだと。そんな言い方も、こんなことも書いていないかもしれないが、僕はこの通りの意味として頭の中に受容して、ドキッとした。朝型が至高だということすら、こと他人とのコミュニケーションにおいては無意識の前提とすべきではない場面がある。びっくりした。やべ、っと耳が痛くなった。でもどうしたらいいかは、あんまり喋らないこと以外に思いつかなかった。つまりは、しばらくは申し訳ないと思いながら、語気に気をつけて、それでも前提とするしかないのだと思った。この申し訳ない、というのを僕はもうちょっと分解していったり意味を拡大していったりした方がいい。申し訳なさ。引っかかり。疑い。吐き捨てるようにそれを言わないこと。でも、黙ってるだけでは難しい局面もあるということ。そろそろ昼飯を食ってもいい、ちょうど5枚。卵にさっと火を通す。俺はケチャラーだ。

2ページ限りの料理本の制作に勤しんできた。これは僕の仕事だ。どうやら僕は日記帳に手書きで日記をつけるとして、1日分書くのに2ページは欲しいらしい。レシピだけで終わりでも可愛かったのだが、そうはいっても文章、って感じじゃない、日記っていうか、僕は作文っていわれるのが一番しっくりくるんだけど、それをひとりでカリカリと、びっしり書くのは苦手だから書きやすいように贅沢な紙の使い方をして、いっときはこんなのいいのか誰かに怒られんじゃないのか、って漠然とした申し訳なさにかられつつも、すまん!と今また書いているわけである、そうやって。2ページ書いてよかった。ここに書いた文章、じゃなくて、じゃなくてでもないけど作文はここには載せないようにしようかな。そろそろ公開するつもりで書かないものも欲しいと思ってたし、まあ手紙みたいなもんだしね。死後発掘されて面白いのは、まあ公開するつもりなく書く方だし。あるけど俺は。死後公開されるつもりで書いたらどうなるのか、そういうつもりで書いてる人いるのかなって思ったけどまあいるか。

4時から夕飯の買い物に出かけたい。いま14:56。さっきまではいのっちの手紙を読み進めてから結婚式の余興ムービーを編集するつもりだったが、もうあと1時間しか無くなってしまったのと、コンビニで写真を印刷して、たった2ページの、本ではないものの一部でも、本が作れたから安心したのか、もう勉強はしなくていいかなと思い直した。なんならこれももうちょっとだけ書いたら書き切らずとも中断してしまっていいのかもしれない。夕飯の前後にまたチャンスがあるはずだ。そのときを3000字台で迎えることさえできれば問題ない。もちろん今書き切っちゃった方が楽だし、書きながら面白いこと書いてるつもりになるのはこっちなのだが読み返してみるとそうとも限らないから面白い。ウケる、って感じの面白さ。なんでなんだろうねえ研究対象。頭の裏に左手を添えながら、あおむけ、上半身だけベッドのマットレスの上にのっける、「1Kでのくつろぎ方その1」みたいな体勢でいる。

めんどくせー、編集めんどくせー。めんどくささの原因は明らかで、編集ソフトに馴染みがないからその操作をつかむところから始めるのがめんどかさい。もう、Final Cut Pro Xの無料期間、誰かのをぶんどるのが一番早い気もする。だれだろう、ミネタとか使わなそうだしな。カイリが間違いないけど。

ベルクスを出る。良い買い物ができた。腹減った。今日はつまみ食いしすぎないようにしたい。ここまでの胃の管理は昨日より上手。外出の使い方も、前の休みの日より上手。いいぞうまいこと「半日」を創出していけ。あとは仕事をする。いのっちの手紙で、元々はハンナ・アーレントの言葉なのかな、斎藤環さんが仕事と活動とあとなんだっけ、なんかの違いというか言葉の使い分け方というか、よく引用するその言葉らの定義の話をしていて、どうやら坂口さんはここでいうところの「仕事」、人工物をつくりだすこと、必ずしも人と関わり合い互いに影響を及ぼしあう関係性を引き受ける「活動」とは異なって、しかし鬱のパワーを注ぎ込む器となりうるものとしての「仕事」。そのときの思考に逆らい続けてでも力を注ぎ続ける、一日中家で寝てて体調が上向いた試しがないからという坂口さんの持論に新たな光をみたのと、それから斎藤さんの論の持っていき方、仕事観というとまた違うんだろうが、ここでの仕事って言葉の扱い方がかっこよかった、感銘を受けたので、ちょこちょこ出かけてて、ひたすら新たな光のほうへ、俺の身の回りのことを試してみているわけだ。カレー作るね。いったんね。

いったん仕上げよ。21:15。チャンピオンズリーグの組み合わせが決まったり、ビールを飲みたかったり編集ソフトのテロップ差し込みの操作だけ触っときたかったり坂口恭平のツイートが盛り上がってきてたり忙しいけどとりあえずこれは、もうここまできてんだし先んじて書き切る。面白そうだなCLもELも。今シーズンの、それもクロップ政権ラストイヤーをこの舞台で観れないのは痛手だとばかり思ってたけどレヴァークーゼンいんだぜ、今日まで知らなかったのヤバいな。いやー、そわそわして書いてる場合じゃない。そわそわして仕方がないようなことは書いても仕方がない?収支計算とか、昨日のお菓子選びうまくいかなかったこととかは書いたけど。ありゃなんだろ、書き進めとかないとまずかったからってのもあるし、まあ、ほんとにぷつぷつ例外の穴が空いてると思ってたら塞がってておんなじ場所に知ってる穴があるとは限らないから、やっぱり千葉さんの使う「泡立つ」って表現がいちばんしっくりくるよな。

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