退院後の近況。

全然こちら、書けておりませんでした。



退院後の生活、大変過ぎ。

薬をのみたいので、三食の食事の準備。
(ハニさんは家で食べないので、基本自分のご飯)
繁忙期のハニさんを横目に
食事と風呂と洗濯だけを目標に
(掃除はおいおい…)
生活を立たせておりました。

睡眠時間は、最初から眠剤なくても大丈夫で
2時間寝れる

昼寝ができるようになる

3.4時間寝れるようになる

6時間寝れるようになる

と順調にのびてきました。

昼寝ができるようになったのが、
体調の変化がいちばんわかりやすかった。
回復が感じられた。
病院では昼寝やうたた寝がほとんどできなかったから。
夜にまとまって寝れないと、
どこにも睡眠確保できなかったときは
ほんとうに体が限界だった。

そして、帰宅して1番苦しかったのは、
抗がん剤の副作用がでてきたこと。
飲み始めて4週間ほどででてくるといわれていて
その通り、皮膚のかゆみ、皮膚の変化、発赤、
口内炎、指先のピリピリ、倦怠感
テキスト通りのことがひと通りおこりました。

管が入っていた影響で
筋肉がほとんどなくなったこともあり
寒くて寒くて活動がままならなかったのも
加わって、体力なさすぎて
思ったことの半分もできない。
頭と身体のギャップがすごいある。

通院はこまめにしていて、
CTや血液検査で状況を把握できています。

そして、最近になって
1番懸念していた薬剤由来の肺炎症状が
でてきてしまい、呼吸苦も加わりました。

いまは薬の調整を行っているところです。
これはかなりショックで落ち込みました。
抗がん剤を変える必要があるかもしれないこと、
治療がストップしてしまうこと、など
1番起きてほしくなかったことだから。

病院のなかで過ごした感情の揺れは
家に帰ってきて安堵したのと
とにかく生きるのが大変過ぎて
どこかに忘れてきてしまったような感覚。

とてもじゃないけど、
まだ社会復帰はできなくて、
社長に対する違和感も、仕事に対する情熱も
いまは内包されて、ずっと遠いところにあります。

友達に家にきてもらったり、
少し出掛けてみたりもしたけど
その翌日は1日寝ていないとリカバリーがきかないので
年末年始は静かに2人で過ごす予定。
実家の帰省も短めに予定することにしました。

インターネットへの発信も
ほとんど止めていて
とにかくたべること、ねること、息を吸うこと
それだけを念頭に置いて暮らしています。

ごうごうと内側が燃える日々が帰ってくるのだろうか。
おかげさまで生活に関しては不安はなく、
ただ、これから人生が変わっていくのだろうと
不思議な傍観の感覚に触れています。

気分の浮き沈みがありますが、
生命が危機に晒されていると、
やっぱり積極的に死にたいわけではないんだな、
と確認できました。

生きる気力がないことと
死にたいことはイコールではないんだ。

再再発の際には治療を望まないにしても
現状がうまく軌道にのらない場合、
わたしは何を選択するんだろう。

しばらくながめてすごします。

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