環境を整える。

昨日は思った通り一日中、骨が痛くて、
夜になっても痛い。
ハニさんが帰ってきて、泣きついて、
ベッドでつらつらと話を聞いてもらう。
不思議なことに、痛いけど痛くない時間になる。
痛い?ときかれるとうん、なんだけど、
痛くない?ときかれてもうん、と答えたくなる。
なんというか痛みが包まれてる感覚。

温活がいきすぎて汗かきになってるわたしの着替えを
手伝いながら、
今日あったことを話してくれた。

ハニさんの仕事の一部の人は
私が肺癌になったことをしっていて、
パートナーシップもしっている人たち。

ハニさんが仕事のこととからめながら、
わたしのことも話せている様子に
私が安堵している。
これが環境が整う効能か、と恩恵を感じている。
開業の時にシャカリキに頑張って
いまも真面目なハニさんなので
仕事の協力者が
「ここまでは、ゆるんでよし、ここからはがんばる」と
明確に知らせてくれたみたいで

そのなかでわたしの関係と私の身体状況
そして経済状況を知っている人が
助言してくれているがとてもありがたい。

基本的にハニさんはクローズ(自分のセクシャリティを他者に積極的に言わない人)を選択しているので、
構造として、含めて考えられる環境はハニさんの心理的にもとても軽くなっていると思う。

「普通」のパートナーなら、こんなこと考えずに済むのだろうか、と思って欲しいが(活動家の圧力)
「普通」があまりよくわからないわたしからすると、
どの家庭にも話せないことがあり、悩みがあるのだから、とも思う。

社会的な仕組みで簡単には助けてもらえないだけで、
私たちは運良く、人に恵まれ、環境を意図的に整えてきたので、

今のところ困難に直面することは少ない。
家族説明もハニさんが同席してくれることに
外科の先生は了承してくれてる。
3年前の肺がんの時からそうだ。
それも含めて、かかりつけ医を信頼している。
セカンドオピニオンも先生の方から
提案してくれたけど

初動が遅かったこともあり、
先生と共に歩むことを自分で決めた。
医療に関しては信じていることも
そうでないこともある。

だけど、関わる人を自分で選べる幸運があるので、
そうするだけだ。

環境を整える。

その威力はこれかは益々痛感するだろう。
粛々と観察していこうと思う。

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