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弱いようで強いようで弱い 今シーズンのリラ(バラ)

バラの家(バラ専門店のネットショップ)から3番目に我が家にやった来たのがロサオリエンティス プログレッシオの「リラ」でした。
2021年4月末のこと。

当時発売されてまだ間もなく、超人気ぶりに大苗は売り切れてしまい 私は新苗の時期に購入しました。
「リラ」の購入動機ですが、
以前上げた 私のバラの購入基準

・鉢管理ができる木立性であること
・あまり大きくならない(できれば1mちょいに納めたい)

を満たしている事、そのうえに

・それまで病気に弱いとされていた藤色系のバラとは一線を画す耐病性を得た新品種であったこと。
・香りのバラであること。

↑上の2つを満たすバラは当時他にはまだ無く、画期的でした。
これは入手するしかない!となりました。

で、新苗を購入してみると 思ったより小さい(細い)!と愕然としたのですが…(この辺の話はいつかしてみたいと思います)

3年経ち、他のバラに比べるとゆっくりゆっくり、ではありますが徐々に枝を増やし成長をしてくれています。

以下、今年の1番花の様子です。 遅咲きで 暑いと綺麗なお花にならないため、2番花の蕾は梅雨に入る前に摘蕾してしまいました。


こちらは挿し木で増やした子。
大抵挿し木が先に咲きます。
5月8日撮影
花びらも多く、いい感じ。
香りもとても良いです


ペンステモンスモーリーとのコラボ

ここまでなかなかいい感じだったのですが 株全体としてはお花はたわわ、というわけではなく。サムネみたいに咲いたお花を切っては瓶に活けて 家の中で鑑賞する事の方が多かったです。

そしてある日気づいたら 何だか蜘蛛の巣のようなものが… ハダニ発生です! 風雨に折れないように 麻ひもを使って枝を釣ったりしていたのが 葉が密集する原因になっていたようで…

加えてカイガラムシまでついてしまいました。多分、先についたパシュミナからうつってしまったようです。
近年気候の変化で カイガラムシの発生も増えているのだとか。

必死で古歯ブラシでかきとり、お薬をかけましたが 絶滅は難しいかな。
冬になったら専用の薬を試してみようと思います。

リラは病気には強く、黒星病はおどろくほど出にくく、うどんこ病も出ませんが(こちらは今年はどのバラにも出なかった)虫はどうしようもないですね。こまめに観察を続けようと思います。

そんなわけで今年も思ったようにはいきませんでしたが(秋はどうかなぁ)少しずつでも強い木を作っていきたいものです。

もしサポートしていただけたら 持続可能なローメンテ庭の肥料・資材などに使わせていただきます(*´▽`*)❀