普通の人より騙されやすいのはなぜ？？HSPの共感能力を越える「騙されない手法」とは

HSP（繊細すぎる人たち）は共感能力が高ければ高いほど「人に騙されやすい」という特徴があります。

実は私もその一人ですが、あることを心がけるようになってからは、人の意見に惑わされなくなり、人に騙されてもすぐに気づけるようになりました。


HSPには共感能力（または共感覚）というものが備わっていて、人の感情を飲み込んでしまう性質があり自分の意見や考えを見失いやすいのですが、起こっている出来事や人の意見や考えが多角的に見れるようになると冷静な判断ができるようになります。

今回は私が人の意見に惑わされないために実践してきた「騙されない手法」を公開していこうと思います。

HSP（共感能力者）は、なぜ普通の人より騙されやすい？？

HSPには共感能力という「人の感情を汲み取る能力」が備わっています。

それが上手く働けば、悩んでいる人の気持ちに共感して寄り添ったり、言葉にならない感情を読み取ることができたり、豊かな感受性であらゆる出来事に喜びで心を震わせたり、理不尽な事象や人間関係に遭遇しても空気を読んでその場で対処することができます。

ですが、共感能力が上手く活かせていないと、人の意見にすぐに流されてしまったり、人を騙すような悪い人に利用されてしまったり、周りの人のネガティブな感情を受け取って精神的に病んだり体調を崩してしまうことがあります。

HSPが人に騙されやすいのは、この「共感能力」によって人の感情に飲まれてしまい、自分の意見や考えを見失ってしまうからなの。


逆にHSP以外の人はというと、共感能力がないので人の感情を不必要に汲み取ったり、相手の感情に飲まれることが殆どありません。

「そうなんだ～」「それは大変だったね～」と口では言っていても、『でも本当は○○だって思ってるんだろうな』『今はこう言ってるけど、大して問題なさそうね』と思っているもの。

人の感情と自分の感情にきちんと境界線があるから、自然に冷静な判断ができるのです。

HSPが言いたいことを飲み込んでしまって上手く言葉にできなかったり、言いたいことがずっと頭の中で渦巻いているのは共感能力のせいだったの。

私もこの事実を知った時は衝撃でした。

HSPが人に騙されない方法

共感能力を持っている以上は、人の意見に流されたり、人に騙されるものだと思っていた方がいい。

それは「共感能力」という性質を完全に取り除くことができないから。

それはマイペースな人に「チャキチャキ動け」と言ってもさほど変わらなかったり、怒りっぽい人に「感情的になるな」と言っても冷静沈着にはなれないのと一緒で、HSPが人に流されずに生きていくということはできないものなのです。


そのためには、なるべく人に騙されないように対策を練るか、騙されてもすぐにそこから抜け出す方法を見つけることが重要。

ちなみに私は人の意見に流されたり、人に騙されたり洗脳を受けてきた結果、「より多くの視点を持ったり、その人の考えや感情の例外を探していくこと」で自分の身を守れるということに気がつきました。

HSPには「中庸（偏りのないバランス感覚を持つこと）」が人生においての課題だと言っても過言ではないくらい、実は重要なことなんです。

例えば、