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後ろを向いて歩くのか、前を向いて歩くのか。(上)

こんにちは。セラとぴあ・カウンセラーの市岡めぐみです。

今日はひな祭りですね。
我が家のお雛様。毎年飾ろう、飾ろうと思うだけで、
ずっと押し入れで眠っています。
ら、来年こそは!!!

ということで、今回は感情との付き合い方について書きます。長いので前半、後半と分け次回まで引っ張りますw
お付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

不安や心配などに絡み取られている時、もしくは、
怒りや後悔に巻き込まれているとき、
それはまるで
「後ろを向いて歩いている」
ようなものです。

目の前に広がるのが過去、背中の先に広がっているのが未来。

当然、後ろ(未来)は見えてないので怖いです。
何が起こるか分からないし、
何が待ち受けているかも分からない。
そして眼前に広がるのは、
もう終わってしまった過去。

見えているし、経験しているから、
あぁあの時はこんなに大変じゃなかったのに。とか、
あぁあの時もそうだった!
そんな事に気を取られている間に、
後ろにある石につまづいたり、穴に落ちたり。

ほらやっぱり!!
昔だったらそんなことなかったのに…。
あの人はいつもこういうことする!
となりがちです。

どんどん怒りやら、不安やらの濃度が高まるばかり。
ちらちら振り返りながら、
過去と未来を行ったり来たり。

考えてみると、これかなり高度なウォーキングです。
後ろを向いて歩いてるんだから。

ただ、こういう状態の時、
自分が後ろ向きに歩いているなんて当然思いもしません。
ということで…

一旦止まりましょう。

過去のことばかり考えている、
未来のことばかり不安がっている。

思い当たるのであれば、
今、超高度なウォーキング真っ只中です。

でも、急に変えようとすると
いよいよどっちが前で、
どっちが後ろかわからなくなって空回りするので、
(中にはスピードもUPしている時もある)

先ず一旦止まることを試みるのが先です。

私なんかはそういう時には「呼吸」の力を借ります。
おすすめです。

なんせ、ただです(笑)
いつでも自分共にいてくれます。

ひとまず、止まりましょう。

とっても簡単です。
3呼吸くらい自分の呼吸に集中してみるんです。
両手をお腹にあてて、
呼吸に伴うおなかの動きに意識を集中してみます。

私たちは過去の呼吸も、
未来の呼吸もできません。
できるのは今の呼吸だけ。

呼吸に集中するというのは
今に集中するという事。

過去でも未来でもなく
今に戻って来ることです。

(つづく)

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