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スミレの攻撃

おはようございます。


数日前スミレの捕獲失敗したんですが
攻撃態勢などがありかなり危険だと思いました。
その時は結局攻撃をあきらめてくれたんですが

その後ご飯を持って行ってトイレを片付けていると
いきなり襲われました。
服に爪が引っかかって腕に痛みが走りました。
スミレの怖い顔が目の前にあります。

危ない。トイレの砂の袋を持っていたので
それで間合いを取って後片づけを済ませて
そそくさと部屋から出ました。

いつも人馴れできずに威嚇が激しいけど
さらにスミレの機嫌を悪くしていたのは
捕獲のためにご飯を少なくしていたからです。

週に3日の手術日があってその日に合わせて
ご飯を少なめにしていたら
数日ご飯が少なくて
とうとう飢餓状態になったようです。

と言っても子猫も一緒に食べてるので
そんなに栄養不足になるほど
少なくしていたわけではないのですが・・・
手術のためだからと時間帯を遅くして
ご飯を待たせたりしていました。

スミレは子猫にお腹すいたってせっつかれるだろうし
発情も近いし他の部屋の猫たちの事も気になるでしょう。
落ち着いてきたように見えたんですが
心は穏やかではなかったようです。

ご飯が食べられないって思うと飢餓状態になる猫もいます。
特に子猫の成長期にしっかりご飯をもらってない子は
ご飯に執着して狂暴になることがあります。

数年前に亡くなりましたが
噛む引っ掻くでとびかかってくる
とんでもない猫様がいました。
最初は何故なのかわからなかった。

この子は保護された家の人の勘違いで
成長期にご飯を十分にもらえずにいました。
今思ってもあんな量でよく元気に育ったなって思います。

お腹がすくと狂暴になって突然噛みついてきたり
引っ掻いてきたりと襲い掛かってきて
恐ろしいのですがそういう状態にもなれるもので
何時も家族はどこか傷を負っていましたが
この子は誰からも憎まれずに
みんなに愛されて一生を終えました。

最後に実はとてもいい子だということがわかって
それを証明してから天国に行ってしまいました。

他の猫たちがいなければ今頃ペットロスで
何も手につかなかったと思います。

スミレも外にいて飢餓状態を何度も経験してきたと思います。
それなのに私は配慮なく避妊手術に備えていました。
ご飯をあげる時間を遅くしたり
いつでも捕獲できるように私の都合だけ考えていました。


スミレに襲われて逃げるように部屋から出て
腕を見ると大した傷ではないけど
4っつの爪痕が残っていて血がにじんでいます。
私は猫アレルギーだし
保護してまだ1か月でまだまだ衛生状態は良くないから
腕が腫れるかもしれないなってちょっと心配しながら
引っ掻かれたところをよく洗い流して
一日過ぎましたが他の子に引っかかれた傷よりも
浅くて全然大したことなかったです。

本気だったらもっと大けがしてたと思います。
運が悪いと感染症に感染して死の危険もありますので
気を付けないといけないです。

猫を救おうとしてツツガムシやダニなどのアレルギーや
犬や猫が持っている感染症で
命を落としてしまう方もいるので
きちんと怖い面もあることを理解して
野良猫を助ける活動をしていきたいと思います。

外部や内部の寄生虫の駆除は早めにやった方がいいですね。
後は猫が持っている感染症ですが
触ったら手洗いはしっかりした方がいいです。
チューをしたり同じ器や箸やスプーンで
ご飯を食べたり絶対にやってはいけないです。
私は懐いてる子には猫吸いや
鼻と鼻のチューはいつもしていますが
接触した部分をしっかり洗っています。

飢餓状態に陥ったスミレは凶暴になって
激しい威嚇をするようになったので
とりあえずご機嫌を取ろうと
大人用のご飯にシーバなどを振りかけて
あげるとすごい勢いで食べました。
今日の朝は少し落ち着いていました。

私もあせらないようにって自分に言い聞かせてるんですが
ついつい焦っていました。
スミレは外にいた時も数回しか私と顔を合わせてないので
お互いに慣れていなくて恐怖を感じています。

手術した後もこのような状態なら
外に返すしかないかなって頭をよぎりました。
今までは保護する部屋があったから
私も余裕をもって活動ができていました。
でも狙った子だけの保護ではなく
イレギュラーでどうしても保護が必要な
子たちもいるということを
ヒカリの保護で思い知らされました。

今ここに捨て猫や病気などの猫が現れたら
本当にどうにもならないです。

保護場所がないなら作ればいいんですが簡単にはいきません。
雪が降るからと室内で保護をしたいとの考えのもとに
行動していましたが愛護活動を続けていくうえで
TNRそして地域猫として村の人たちに
可愛がってもらえるように考えていかないといけないですね。

村では猫の繁殖場があって問題も抱えています。
猫嫌いの人も多いです。
TNR地域猫をキーワードにしっかり考えて行きたいです。


読んでくださってありがとうございます。