【枠順発表前】秋華賞と府中牝馬Sについて
今週は秋華賞、アイルランドトロフィー府中牝馬Sと2つの牝馬重賞が組まれている。
来年度の競馬番組表について一部発表されているが、アイルランドトロフィー府中牝馬Sは来年大きな変更が施される。
アイルランドトロフィー府中牝馬Sは、アイルランドトロフィーとなる。
マーメイドSの名称が廃止され、府中牝馬Sとなる。
詳細は胴元発表に譲るが、単に名称変更ということでなく、トロフィーと牝馬Sで名称分割されるのである。
つまり、今年で一旦は形を変えることとなる。
アイルランドトロフィー府中牝馬ステークスの1着には、【府中市長賞】【レバーズタウン競馬場賞】が付与される。
これが名称分割の理由だろう。
ならば、その意味するところは。
秋華賞→府中牝馬Sでなく、府中牝馬S→秋華賞ということなのだと思う。
今週の2重賞は同一カテゴリーに属する。
高松宮記念 【名古屋市長賞】
宝塚記念 【宝塚市長賞】
函館記念 【函館市長賞】
アイビスSD【新潟市長賞】
札幌記念 【札幌市長賞】
秋華賞 【京都市長賞】
府中牝馬S 【府中市長賞】
来年は順番が入れ替わる。
ここに馬券を解く手掛かりがあるはずだ。
その府中牝馬S、宝塚記念の目を大事にしたい。
宝塚市制70周年記念 11頭
枠658 06-05-11(裏06-07-01)
府中市市制70周年記念 13頭
枠684 08-13-04(裏06-01-10)
このような関係をみせた周年記念競走である。
宝塚記念 13頭
枠863 12-09-03(裏02-05-11)
枠目68で統制される可能性もあるが、宝塚記念とのセットが本線だろう。
セットは基本的に1着ゲートを再現する。±12,02
先の【市長賞】は競馬場のあるところ。
宝塚市、函館市、府中市は都道府県庁の所在地ではないところ。
宝塚記念 12-09-03
函館記念 12-04-09
±12 vs ±09の三部作となるか。
順は前後するが日曜日の秋華賞もまた、±12ゲートと相手±09ゲートと見立てることができる。
【市長賞】における直近G1は宝塚記念だから割愛するが、直近競走の札幌記念をみておく。
札幌記念 12-02-09
ここもまた、1着は12番で相手は09番という構図。
或いは、G 1で括る。
高松宮記念 02-03-10(裏17-16-09)
宝塚記念 12-09-03(裏02-05-11)
±02,03,09と浮上する中で札幌記念とも重なる±09ゲート、1着共通ゲートの±02は軽視できない。
表裏12、02、09番を強い数字として意識。
G 1ヘッドライン
世代の女王へ、自身を磨き極め華となる。
◾️2000年秋華賞
関東:美しさに磨きがかかりました。
関西:そう、華になろう。
当時はサラブレッドインフォメーションとしての発信であったが、「磨き」「華」のワードが使われている。
18頭 04-14-15(裏15-05-04)
◾️2013年ヴィクトリアマイル
美しさを極める才媛、磨き上げた強さこそ可憐に輝く。
「極め」「磨き」のワードが使われている。
18頭 11-08-01(裏08-11-18)
◾️2008年マイルCS
誇るべき舞台で輝け、磨き上げた個性が歴史を変える。
18頭 07-17-02(裏12-02-17)
2000年以降、「磨き」と出たのはこの3回である。
過去のすべてが対角ゾロ目である点。
「女王へ、」は2001年桜花賞=枠476
近い言い回しで「女王の座へ、」は2024年オークス=枠647
◾️2018年阪神JF
明るい未来を描け、若き才媛が次代の華となる。
過去1回の「華となる。」は枠756で決着している。
尚、今年のオークスは、12-07-14(裏07-12-05)と対角ゾロ目でもあった。
6枠、7枠、ゾロ目を示唆するヘッドラインとなっている。
かくして出馬表の発表を待つ木曜日の夜である。
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