2024年2月に飲んだ日本酒(2月28日現在)

2月総括


おぼえがき

  1. 澤の花 超辛口純米吟醸 ささら(於 きんぼし)
    伴野酒造株式会社(長野県)
    熱燗(人生2回目!)でいただいた。
    ふわ~っと美味しい。
    昨年の夏に、こちらのお店で澤の花の夏酒?(打上花火)を飲んだことがきっかけで日本酒のおいしさに目覚めたこともあり、伴野酒造のお酒は好き。(Beau Michelleも美味しかった)

  2. 信州亀齢 純米大吟醸 美山錦(於 きんぼし)
    岡崎酒造(長野県)
    以前、SAKE Streetさんに買い物にいったときにちょうど入荷していたんだけれど、「雑誌に出てた亀齢はやっぱり人気あるんだな~、ほしいひともたくさんいるみだいだし、どこかで出会ったら飲んでみよう」と購入を見送ったお酒。
    飲んでみたらやっぱり美味しい~!香りも華やかなのに、飲み口はすっきりして、まさに「綺麗」なお酒。上品なので、お使い物にしたい逸品。
    次に出会ったときは絶対購入!とは思ってるんだけど、日本酒って一期一会みたいなところがあるから、実際のところは難しいんだろうな。

  3. 残草蓬莱 四六式 特別純米 槽場直詰生原酒残草蓬莱 辛口純米 緑ラベル 槽場直結生原酒残草蓬莱 特別純米 ひやおろし(於 SAKE Street)
    稲とアガベの「花風」が入荷しているというtweetを見たので、ダッシュで買いに行ったときに試飲させていただいたもの。
    同じ酒造のお酒を並べて飲んだことはなかったので、味の違いにびっくりした。
    個人的には、「残草蓬莱 四六式 特別純米」がヒット。「花風」を買っていなかったら、たぶん購入していた。
    お店の方に「白麹の酸っぱいお酒が好きなのでは」と言われたけど、そういえば、以前も飲んでみて美味しかったお酒について尋ねたときに「クエン酸が……」という説明があったことを思い出した。
    ラベルの見方をだんだん理解しつつあるものの、結局飲んでみないとわからないじゃん……みたいな状態だったので、お酒探しの手がかりがひとつできたようで嬉しい。
    (参考資料)日本酒造りにもたらされた「クエン酸」による変革!! - 白麹、黒麹仕込みの日本酒を学ぶ(SAKE Street / 20200522)

  4. The Seven - kimoto - (於 名酒センター)
    簸上清酒合名会社(島根県)
    さすがに土曜なので御茶ノ水の名酒センターさんはなかなかの混み具合だったこともあり、お店の方に相談するのはちょっと難しそう(でも、注文の仕方等はわかりやすく提示してあって、親切設計だと思う。おつまみはがっつり系にいたるまで種類が多いし、ガチで昼飲みしたいです!というときに良さそう)ということで、迷った末にお酒の名前と私の名前に共通点があるから……みたいな安易な理由で選んだお酒。
    調べてみたら、ウマ娘とのコラボ日本酒を出しているところだった。
    軽やかで美味しかった。

  5. 笹印 純米 無濾過酒(於 名酒センター)
    笹祝酒造株式会社(新潟県)
    2019BYって書いてあった。瓶の後ろのラベルに味わいや風味だけでなく、ペア・フードまで書いてあるのが親切。ウニ、燻製ハムはともかく、「なまぐさこうこ」って何だろう?と思いながら飲む。

  6. 明峰喜久盛 純米むろか酒 (於 名酒センター)
    信州銘醸株式会社(長野県)
    新聞紙に包んであるのがおもしろかったので選んでみた。

  7. 紀土……なんだけど詳細不明(於 おいどん)
    平和酒造(和歌山県)
    職場の送別会で頼んだ、お店の本日のおすすめ冷酒。ちなみに、焼酎メインの九州料理の料亭だったので、日本酒はこの他には「大関」しかなかった。
    そういえば「dancyu」とかあちこちの書籍・雑誌に載ってたなと思いながら飲んだけれど、話に気を取られていたせいか味の印象が薄い。残念。

  8. 天美 純米吟醸 うすにごり 生原酒(桃天)(於 SAKE Street)
    長州酒造株式会社(山口県)
    最高に美味しかった「大治郎 純米吟醸 うすにごり 生原酒」を買いに行ったら、店頭在庫なしということで、食中酒としておすすめいただいたもの。
    杜氏の方がお辞めになったことは知っていたけど、そもそも杜氏がいない状態で醸されたお酒ってどうなん?どうなん?という疑問もあったので、これが試飲できて本当によかった。

    天美は事業承継した会社が女性杜氏を迎えてつくったお酒が評判だったらしいけれど、承継した会社が太陽光関係だとは知らなかった。(お店のひとに教えてもらった)太陽光パネルの事業者、流行ってるなー。
    そういえば、地ビールの事業者(設立母体)の研究(畢滔々「日本の地ビールメーカーの地域的分布と設立母体組織の特徴 ― 地ビール産業の発展第 1 期を中心に ―」Japan Marketing Academy Conference Proceedings vol.(9 2020))によると異業種からの参入ってなかなか難しいらしいね。このあたり、日本酒はどうなのか。

  9. 会津娘 純米酒(於 SAKE Street)★
    髙橋庄作酒造店 (福島県)
    こちらも食中酒にということで勧められたもの。
    アラフィフなのに、人生初熱燗!
    これまで買っていた日本酒はほとんど生酒だったので、火入れ、そして熱燗はどうかなあ……?と思いながらこわごわ飲んだんだけど、ほわ〜〜〜っと広がる美味しさにびっくりした。
    匂いだけで悪酔いしちゃいそうな、学生時代の飲み屋の熱燗のイメージとだいぶ違ったから。
    お店の方いわく、熱燗は体に優しいらしいので、家でもチャレンジしていきたい。

  10. 飛鸞 にこまる QUEEN 無濾過生原酒 (於 SAKE Street)
    森酒造場(長崎県)
    飛鸞 神楽(KAGURA) 無濾過生原酒が美味しかったので、試してみた。
    ほんのり甘い。ラベルのデザインがとても可愛いし、女子会とか女友達へのおつかいものに良さそう。
    (リンクは2022年のもの)

  11. Shirakiku HONEY DROP(於 SAKE Street)★
    白杉酒造(京都府)
    「Mirror Mirror」を飲んで以来、大好きになってしまったところのお酒。
    飲んだ瞬間、はちみつレモンみたいで「うま!」となった。購入。
    お店の方から、ちょっと寝かせ?た方がいい?(うろおぼえ)みたいなコメントがあったので、一気飲みせず、気長に楽しんでみようと思う。

  12. CHIMERA 特別純米酒 無濾過生原酒(於 SAKE Street)★
    白杉酒造(京都府)
    SAKE Streetさんの商品ページによれば

    「日本酒造りの工程で用いられる微生物「麹菌」や「酵母」はそれぞれ一種類ずつ使われるのが通常です。一方このCHIMERAでは3種類の麹菌をブレンドし、かつ3種類の酵母をブレンド。何を言ってるのか意味不明かもしれませんが、そのような造り方は聞いたことがありません。」

    とのこと。

    Mirror MirrorもShirakiku vibrant美味しかったし、新しいことをいろいろと試している酒造のようだし(イノベーティブでとてもよい)、きっとおもしろい!だろう!ということで購入。
    何を思ったのかポルチーニのパスタをつくったときに開栓してみたけれど、ちょっと違ったかも???難しい。

  13. LIBROM カカオ (リンクは2022年醸造)(於 SAKE Street)
    LIBROM Craft Sake Brewery(福岡県)
    バレンタインデーも近いしクラフトサケって最近よく名前を聞くし……ということで試飲。
    ほ、ほんとにチョコレートの匂いと味がする……!びっくりした。
    チョコレートをあてに飲みたいし、友チョコ交換会とかでもウケそう。

  14. 金シャリ 純米大吟醸 無濾過生原酒(於 SAKE Street)
    白杉酒造(京都府)
    最近ようやく酒造りにつかうお米と食用米は違うらしいとわかったレベル。(無知……)
    じゃあ食用米でつくったお酒ってどうなんだろう?と思って、試飲させていただいた。この味……なんだろ?覚えはあるし……と悩んでいたけれど、商品ページを見たら「わたあめ(略……を思わせるような)」とあって、そう!それそれ!となった。

  15. 大治郎 純米吟醸 うすにごり 生原酒於 SAKE Street)★
    畑酒造(滋賀県)
    コロッケとか揚げ物のときは迷わずビール!だったけれど、日本酒もいいかなあ?と思って、相談して選んでいただいたお酒。
    このところ、MirrorMirrorとかボーミッシェルとかラベルの可愛いお酒やワインのようなお酒を買っていたので、「大治郎……???ドメスティックというかトラディショナルというか……おすすめしていただいたけど、どうかなあ。たぶん飛鸞にするだろうけど……」と思いながら、飲んでみた瞬間に「好き!」ってなったよ。
    当然、購入。
    家族も最初は「え……なんか重くて濃そう……一杯だけ付き合うよ」みたいなスタンスだったのに、飲み始めたら、「おいしー!これ、カジキマグロの竜田揚げと合うね!」と二杯、三杯と杯を重ねてぐいぐいいってしまうぐらい、とてもとても美味しかった。優勝!優勝!
    ぜひともリピート買いしたい一本。

  16. 飛鸞 神楽(KAGURA) 無濾過生原酒(於 SAKE Street)★
    森酒造場(長崎県)
    築地に鮪を買いに行く予定があったので、せっかくなので美味しい日本酒も買っておこうということで見繕ってもらったもの。
    浅間嶽と迷って、飛鸞 神楽をリピート購入。
    コロッケで優勝できました。

  17. 浅間嶽 純米吟醸辛口(於 SAKE Street)
    大塚酒造(長野県)
    浅間嶽は夏におつかいものとしていただいたものを飲んだ記憶はあったものの、保存の仕方や飲み方がよくなかったようで(いま、大塚酒造さんのHPに「キンキンよりも「ちょい冷え」がオススメです」と書いてあることに気づいて、冷蔵庫でガンガン冷やしてた!失敗した〜〜〜と反省している)、そのときは「ふーん……まあ、あるから飲むけど」ぐらいの感想しかなかった。
    でも、今回試飲したお酒は思いのほか美味しかったので、購入予定の候補にいれた。

  18. 純米吟醸 会津娘(於 SAKE Street)
    髙橋庄作酒造店 (福島)
    ネットで時々「会津娘、美味しい」と見かけていたので。
    飲めて良かった。美味しい。たぶん先々買うと思う。

  19. わかむすめ 薄花桜 純米吟醸 無濾過生原酒(於 SAKE Street)
    新谷酒造(山口県)
    こちらもネットで評判がよかったので、飲みたかったお酒。
    試飲するときに「ご夫婦ふたりで造られているんですよ」と聞き、エモいなあと思いつつ、そんな小規模な酒造もあるんだと驚いた。
    可愛くて美味しいお酒だった。
    その後、LIBROM創業者の面々は、こちらの酒造で修行したという雑誌の記事を読み、小規模でも進取の精神に富んだ、懐の深い酒造なんだなというイメージに。

  20. シン・タカチヨ O-TYPE 零 Ray / シン・タカチヨ V-TYPE(於 きんぼし)
    高千代酒造(新潟県)
    なんか「シン……」ってつけるの流行ってるよね、とか思いつつ注文したら大当たりだった。
    「たかちよ」や「高千代」もおいしいけど、この2本は特に低アルで甘酸っぱくて飲みやすい!日本酒苦手……って言ってる友だちに勧めたい。
    ただ、私の行動範囲の酒屋さんでなかなか見かけないのが残念。
    ラベルがエヴァンゲリオンぽいのもいい。

  21. 鳳凰美田 純米大吟醸 山田錦 磨き50 生酒(於 きんぼし)
    小林酒造(栃木県)
    雑誌によく取り上げられているお酒だからきっと美味しいよねと思って注文したら、やっぱり美味しかった。

  22. ちえびじん LOVE PINK(於 きんぼし)
    中野酒造(大分県)
    ピンクの日本酒というと、流輝 純米吟醸 桃色 無ろ過生(秋田酒こまち)を飲んだことがある。
    あちらはもうちょっと淡い色だったけれど、こちらはキュートなミルキーピンク。甘くて美味しいうえに低アルなので女子会によさそう。

  23. 秀鳳 BEACH SIDE(於 きんぼし)
    秀鳳酒造場(山形県)
    冬なのにビーチサイドかあ………とか思いながら口をつけてみたら、美味し!
    私、たぶん、甘酸っぱいの好きですね。
    実際に、この日飲んだお酒のなかで一番好きだったかもしれない。
    ネットを見ると、夏のお酒でどこも在庫がないようなんだけど、今年の夏に会えるといいな。

  24. 仙禽 立春朝搾り 純米吟醸生原酒(?ラベルからするとたぶん……)
    せんきん(栃木県)
    立春の日の朝に絞ったという縁起のいいお酒が飲めて嬉しかった……。
    そういえば、仙禽のお酒を飲んだのもこれが初めてだった、ナイスすぎるスタート。




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