出来ないと思った時点で、それは達成出来なくなる。まずはこうありたいと強く思うこと。
これは松下幸之助さんの有名な言葉なので知っている方も多いと思いますが。
経営ノウハウを聞きに集まった経営者たちの前で発した言葉。
松下さんがお話したダム経営をするにはどうすればいいかという質問に、
「まずはダムを作ろうと強く思うことですな。」と。
この言葉を聞いてほとんどの経営者たちはなんだそんなこととざわめいたらしく、その中の一人、稲盛和夫さんはその言葉の意味を深く理解し、感銘したそうです。
人間の思考は面白いもので、まずは可能である、そして強くそうありたいと思わないと達成できるはずなんてないのです。
出来ないと思ったら、そこで道は断たれるのです。
そのことを理解してからは、なるべく自分には出来るとプラスの言葉をかけるようにしました。
達成できる、達成すると決めてしまえば、それに必要なリソースを注ぎ込み、出来る方法を考えることが出来る。
売れているブランドさんを見ても、初めから、なりたいブランド像をしっかりイメージしていて、その理想に近付こうとしているし、なれると信じている。
そういう強い思いやブランドイメージを感じるのです。
ビジュアライゼーションと言って、頭の中に理想のお店や未来の自分、住みたい部屋などのビジュアルをイメージして頭に描くことや、イメージボードを作って毎日目にすることは、とても効果的だそうです。
私もそのおかげでお店を持てたと振り返ると思います。
人の気持ち、情熱というものは凄い力になるし、逆にその思いがなければゴールに辿り着くことは出来ないのだと、経営者の言葉を聞いて思うのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?