#6 #バラード選手権 ありがとうございました!

こんにちは!作曲家・鍵盤弾きの望月ヒカリです。今年も残りあと半月を切り…季節柄、演奏の仕事が多く、沢山のクリスマスソングが弾けて嬉しいです。今年は残り2本。これから資料が届く本番もありで、なかなか痺れる師走です。

クリスマスイブは、庄野真代さんのバンドセットコンサートが下北沢音倉で。そして12/30には稲垣潤一さん、(こちらでもご一緒)真代さん、杉真理さん…等々、素敵な歌手の方々が出演されるライブ(こちらはSold Out)が待っております。イヴのライブは残席ごく僅かだそうですので、気になっている方はお早めにご予約ください!(記事公開の頃にSold Outしている可能性もあり)一緒に過ごしましょう〜!

詳しくは→こちらからどうぞ!


さてさて、企画発表から1ヶ月半。締め切りを迎え、ついに公開された「#バラード選手権」です。

草案、共同企画、伴奏と携わってきたものが無事に公開されてホッとしております。総勢62名の方々に参加してもらえて、本当に嬉しく思います!皆さまありがとうございました!!

ご存知ない方の為に説明すると、#バラード選手権とは「歌詞と伴奏を共有して、泣けるメロディーを作ろう」という企画。各々思い思いの渾身の1曲が集まりました。少しくらいかぶるかな〜?なんて思っていましたが…案外かぶらないものですね。「お!そうきたのね!」「うわ〜このメロディー好きだな〜!」とか、楽しんで全曲聴きました。

そうそう。選手権と言うだけあって、今回は4人の審査員がいるのです。わたしもそのうちの1人。今回の作詞を担当してくださった「よそじ。」さん、音楽つくる部から立候補のしょみーさん、真輝ゆりあさん、の4名。皆がどういう審査基準にするのか気になる〜〜!!!

そんな中で、私が「伴奏者」として気になった点をいくつか書いてみたいと思います。どんなメロディーがつくのかがわからない中で、伴奏を弾いていましたが、そんな中でも「伴奏者の意図」はありました。(あ、審査員の目線とはまた違う視点で書きます)

プロとして長年、様々な方の歌伴をしていますが、あくまでも私個人の主観ですので、どうぞお手柔らかに(笑)「伴奏者はこんな事考えながら弾いているんだ〜」くらいに思ってもらえれば嬉しいです。あ、でも歌×伴奏でやる機会がある人には、それが参考になれば嬉しいな(^^)

その前に、ちょっとおまけ。そもそも今回の選手権をやるにあたり、4トラックをスキャット後藤さんに提示しました。どの曲も、なるべく沢山の人に参加してもらいたい、はじめて作曲をする人にもやりやすいコード進行、を意識して作りました。今回採用してもらった曲はいちばん「泣ける」メロディーが作りやすいし、コード進行もド定番なので、とっかかりやすかったかな?という印象もありましたね。

Aメロは作曲をしている人にはおなじみ、カノン進行。( Key=Cで説明しています。伴奏はKey=E♭)適度にコードチェンジも多いので、はじめて作曲をする人にもメロディーが浮かびやすいのではないでしょうか?

| C | G | Am | Em | F | C | F | G |

Bメロの入り口は王道のⅣM7-Ⅴ7-Ⅲm7-Ⅵm7(4-5-3-6)進行。泣けぬなら、泣かせてあげよう、「4-5-3-6」なんて言ったり言わなかったり(笑)切なさや、胸キュンに持ってこいのコード進行ですね。

| FM7 | G7 | Em7 | Am7 | 

サビも良くあるコード進行です。2小節目の3拍目、E7にあたる部分がキモですね。泣きポイント!そろそろ本題に入りたくなったので、割愛します(笑)コードが気になる人は、こちらをご覧ください↓(急に雑)

画像1

さ、そんなわけで伴奏者目線の話です。

ここから先は

2,051字

¥ 200

サポートして頂きありがとうございます!より充実した活動を送れるよう、頑張ります!!