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2024年上半期の実績報告

望月ヒカリです。二刀流音楽家として、作曲と演奏の仕事をしていると、そのバランスは時期によって様々ですが、この半年はどちらも充実していました。

そして、新しいことにチャレンジをさせてもらえる機会が多くありました。
まとめると、

【作曲】
・CM1本
・ゲーム1本(共同)
・アイドルへの楽曲提供2本

【演奏】
・舞台音楽1本
・宅録依頼17曲
・ステージ6本
・Coverシリーズ8曲
・外演奏現場33本

このような感じです。それぞれについて、もう少し詳しく書いてきます。


・ to Connect CM音楽

年始にたてた目標のひとつ「CM音楽に携わる」が叶いました。
SE・MAは阿部雄太さん。TBS系列の「ララLIFE」の放送でもCMとして流れて、それがみられたのも嬉しかったです。

90秒CMの音楽を制作いたしました。動画がupされていれば、、、と思いつつ、案件も案件ですので致し方なし。バイオリンは初めて、松本一策さんにお願いしました。クラシカルで伸びやか、清涼感のある音色が素敵でした。

・ゲーム音楽

細かいことが書けないので、ホームページのWORKSをご覧頂ければ幸いです。(ホームページには掲載OKをいただいております)

もともと、子供の頃からゲームが大好きで、いまはハマってそればっかりになってしまうのがわかっているので、控えているくらい好きです。
様々なジャンルを担当できて嬉しかったです。基本的にはひとりで作りましたが、Addミュージシャンを迎えた曲も少しだけあります。

・アイドルへの楽曲提供

まだ情報解禁になっていないので細かいことが書けないのですが、提供した旨はOKとのことで記載いたします。もともと歌モノが書きたくて音楽の世界に入った身としては、これまた嬉しい依頼でした。(音楽の専門学校のシンガーソングライターコース卒業です)

1本納品済み,もう1作は下半期以降に制作との依頼を受けております。

・舞台「追想曲 カノン」ピアノ演奏(3曲)

作曲家のこおろぎさんにお声がけいただいて、テーマ曲を含め3曲のピアノ演奏を担当しました。一部楽曲は協力、という形になっています。役割的にもプレッシャーが大きなものではありましたが、自分がステージで演奏をするプレイヤーだということも、強みにできたんじゃないかなと思います。

音がどこで、どのような役割を持つのか?というのを考えるのは、演奏家として大切にしているのですが、今回のように役者さんが演奏場面を演じる場合は特に、いかにリアリティを持たせる音にするか?というのは意識しました。

配信で拝見しましたが、画面からも音楽がよく伝わって安堵しました。演奏を担当した以外の、こおろぎさんの多岐にわたるカラフルな楽曲も素敵で、とても楽しめました。

・宅録依頼17曲

劇伴系もありましたが、歌伴が中心でした。週末音楽家のCHEEBOWさんが作編曲をされた作品では、Squall Lineさんの「Happy Merry-Go-Round」と原宿眠眠さん「タイムマシンはいらない」を弾かせていただきました。

後者は特に印象的。ふだんCHEEBOWさん曲では、ピアノを弾くことが多いのですが、この曲はエレピとオルガンを弾いています。

Synthesizer Vによるアイドルグループ「花言葉はインフィニティ」の2nd.CD「Bouquet」ではM1,M3でピアノを弾かせていただきました。


シンガーのユリカリパブリックさんのEP「Diary」に2曲参加しました。
こちらはピアノ、エレピ(ウーリッツァー)オルガン、とキーボーディストらしく様々な鍵盤を弾かせていただきました。

残りはこれから発表されるものや、実績公開NGだったりするので、現在公開できるものとしては以上になります。個人的には導入したばかりのアコーディオンの宅録ができたのは嬉しかったです。

・ステージ6本

月1本ペースと考えると、普段からすればかなり少なめなのですが、3月&4月は子供の進級・進学のことを考えて控えていたことと、先に書いていた作曲の仕事が入っていたので、抑えました。演奏のステージは、早いものだと1年以上前から決まっているものもあるので、それに関しては念頭に入れつつ、、でやっています。

1月のクローズド、2月の庄野真代さん、3月の品川区の中学校での演奏、TOTOトリビュートiNAX、5月の温怪談、6月のlicaさんバースデーライブと、ジャンルも楽器もバラバラ。

特に、初めてのビルボード大阪での演奏と、声優さんの朗読に即興で生演奏(劇伴)をつける「温怪談」の2つが印象深かったです。年齢を重ねても、まだまだはじめての経験ができるというのは、嬉しいことですね。

ちなみに曲数はトータルで66曲。温怪談に関しては即興なので、数には入れていません(覚えていないのもある)

作曲仕事と重なった時は、脳がどうなることかと思いましたが、いざ数に書いてみると「意外と大したことないのかもしれない」という感想に変わりました。過ぎてしまえば、、というのは怖いことかもしれませんね。

・Coverシリーズ8曲

歌手の朝倉さやさんのYouTube、#38 Movieのカバーシリーズで、ピアノ演奏とアレンジを担当しました。あなた、若者たち、あなたに会えてよかった、決意の朝に、誕生、の5曲です。

歌手のRuneさんとは、一発勝負の生演奏動画も録りました。全部で3曲。
「月のしずく」「月光」と「卓越の青」。わたしの名前にちなんだ曲と、青が好きなの、バレています?な選曲だったのも印象的でした。

ちなみに卓越の青は、日本ハムファイターズファンの方の反応がよかったのも嬉しかったです。

そして、外現場仕事では、2時間で5〜14曲のゴスペルを弾くことが多いですが、上半期は33本でした。33回、生ピアノと一期一会をしたということですね。

それと、ライブラリー用の作曲もしました。8曲は納品して、下半期に提出する曲は、いくつか制作中ですが、これから選定するところです。

・おまけ

・note定期購読マガジン

半年で26記事を書いていたようです。だいたい月4,5本ペースで書いています。2019年の11月からはじめています。その時々の仕事やプライベートで思ったことを書いてたりしていますが、ちょっとしたドキュメンタリーにもなっています。

・指のリハビリ

実績、とはまた違うんだけれども、1月からずっとどうにかしたかった、
指のリハビリを始めました。

半年以上経ちましたが、ほんとうにやってよかったなと思っています。
まだまだ色々な苦労(って言っていいのかはわかりませんが)はあるものの、ひとまずは良好です。

心の声を漏らしていいのであれば、「(数年後の変化も含めて)いまにみてなよ」という、オラオラ気質が出てきます。笑
でも、オブラートに包まなくていいのであれば、そのくらい大変ではあります。


・オリジナル制作

今年は、やるやる詐欺になっていたバンド活動と、自分名義のオリジナル曲制作ができたのもよかったです。バンドは「和菓子バンド」。手書きアニメーションにも初挑戦してみました。(めちゃくちゃ大変でした)

和菓子バンドは、いつか和菓子メーカーのタイアップをとるのが目標です。好きは強い!っていうのが実証されるといいなと思っています。

オリジナルは今作っているところで、7月末には公開できるかな?といった感じです。自分がメインになって動くのって苦手なんですが(2番手とか縁の下の力持ちでいたいタイプ)、そろそろいい大人になったのでチャレンジしてみようかなという思いもあって始めました。

・いろいろな作曲をやることでの相乗効果

様々なジャンルに携わったことで、それぞれの媒体によってのルールや必要な要素があることに、改めて気がつきました。いまのわたしには、ひとつのジャンルに特化して絞るよりも、いろいろとやらせて頂いて吸収するのが合っている時期なんだなと感じています。

とはいえ、なんでもできるわけではありませんので、基本的には「生演奏をいかせる」ポップでキャッチーなものが主体ではあります。また、鍵盤奏者としてオルガンやエレピ、シンセサウンドも活かせる楽曲を、これからも作っていきたいです。

それと、自分が思う「新しいこと」にまだまだ挑戦していきたいなとも思っています。まだ企画段階のぼんやりな材料ばかりですが、「そういうのもアリなのかも!?」とか、なんかそういうものをね。

今後の目標はズバリ「大抜擢」です。

演奏家と作曲家の両方をやっている人は、多数いますが、その中でも自分の付加価値となることや、武器になることをもっとアピールして、下半期も充実させていけたらいいなと思います。どうぞよろしくお願いいたします!
ご依頼・ご相談などなど、お待ちしております!




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