ペットさんの事故(死亡事故含む)のルポルタージュが必要です

 noteではしばらくご無沙汰でした、申し訳ございません。
 ところでつい最近、私はこういう記事(1〜3までございます。リンク先からお読みできます)

を読む機会に恵まれました。
 その結果、私はあることを確信しました。それは、ごくごく普通のというか、一般のご家庭(単身生活含む)のペットさんの事故(勿論、死亡事故も含みます)についてのルポルタージュも是非必要なのではないか、ということです。
 ありがちな「ペットさん関連ネットニュース」では、ペットさんの死亡事故はほとんど取り上げられない(勿論、ペットさんの事故、特に死亡事故は極めてセンシティブな話題であることは私も理解しますが)ですが、現実にはそうしたペットさん関連ニュースで往々にして「ひたすらに可愛らしい」光景としてのみ扱われる、飼い主さんが撮影・投稿なさる動画や写真の中にはしばしばいわゆる「ヒヤリハット事例」であるものが案外多いということは、私も他の媒体でも指摘しております。
(拙記事の例)

 又、私も実際に人と話しましてもこうした「ヒヤリハット色のあるペットさん動画/静画は余り好きでない・苦手だ」という方も案外おいででした。そして何より、ペットさん関連ネットニュースでは時々ペットさんの事故防止などの実用性のあるまともな記事も出てきますが、そこできちんと「ヒヤリハット事例には注意しましょう」的なことも言及しているにもかかわらず、実際そんなヒヤリハット事例というべき「ペットさんほのぼの動画(笑)がバズりますとそれを無批判無反省にポジティブに扱ってしまったりするケースも、結構よく見ます。そして、大いに肩を落とします。
 そのため、こうしたペットさん関連ネットニュースとは別の媒体で「普段の“ほのぼの・ほっこり”日常の光景(と信じていた光景)」が、一瞬で大惨事の現場になり得るということをきちんと発信することが必要なのではないか、と思う次第です。
 実は私は「ペットセーバーベーシック&アドバンス」「エキゾチックペットセーバーベーシック&アドバンス」の資格を持っておりますが、今後(できれば今年中に)こちら

https://petsaver.jp/news/

の「動物事業関係者向け」の資格も取ろうと思っております(なお、狭義の「動物事業関係者」ではなくとも取れる資格です)。この資格のためのカリキュラムに「リスクコミュニケーション」もきちんと入っていますので、他にペットさんの事故についてのルポルタージュの書き手がいらっしゃらないなら是非私が…と思っておりますが、それにもきちんと「ペットさんヒヤリハット」と関連付けた形でリスクコミュニケーションを勉強することは大いに役立つはずです。

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