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「いかなる花の咲くやらん」後書きに代えて2


また最近では兄弟の仇討ちを頼朝暗殺未遂説とする話も出てきています。大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」では、時の権力者に利用された曽我兄弟が頼朝の暗殺に向かい、夜這いに行った頼朝の身代わりで寝ていた工藤祐経を殺し、その事態を収める為に仇討ち説をでっち上げられたことになっていました。これは衝撃でした。父を殺された幼い兄弟がいつか仇を討とうと心に決め、人生のすべてをかけて成し遂げた事が、間抜けな人間違いにされてしまっていたのです。

私は皆様に愛して頂ける虎女と曽我兄弟の物語を書きたいと思い筆を取りました。

「いかなる花の咲くやらん」後書きに代えて3に続く


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