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2年7ヶ月越しの

2020年入社社員代表挨拶

ただいまご紹介にあずかりました、よんぴです。 
本日は私たちのために入社式を開催してくださり、誠にありがとうございます。
夢にも思っていなかった今日この日を、330人の同期たちと共に迎えられることを、心から嬉しく思います。

私たちが入社をした2020年4月1日。
あの日は全国的に天気が荒れていて、入社手続きに向かう私たちを、どんよりと湿った雲が覆っていました。街には人の姿がなく、まるで時間が止まってしまったかのような気配がしたのを、昨日の事のように覚えています。

あの日から2年と7か月。
世界は目まぐるしく変化し続けました。旅行業界そのものの動きが止まってしまい、多くの社員が、社会に置いて行かれるような孤独を感じたことでしょう。 
今も、多くの社員は出向先での業務にあたっています。今日この場を共に迎えることは出来ませんでしたが、この会社での業務を一度も経験しないまま、他の道を歩み始めた仲間との別れもたくさん経験しました。 

夜は長く、雨は止まず、私自身も出向先の企業で、耐え忍ぶことの意味を時に見失いそうになりながらも、この会社の社員として誇りを持ちたいという憧れや、夢や、信念を捨てずに日々を過ごしました。

今、私たちを取り巻く環境は、ゆっくりとではありますが、再び歩みを進め始めています。
旅行事業であっても、新たなに挑戦をしていく非旅行の事業であっても、結果を出さなければいけません。

私が配属されたグループでは、今まで本業としていなかった非旅行事業の分野へも絶えず挑戦をしています。旅行事業を扱う部署であっても、ウィズコロナといわれる社会での旅行の在り方を模索していかなければなりません。
その道のりは決して平坦ではなく、険しく厳しいことでしょう。今まで大切にしてきた思いを手放してしまうほどの困難に直面する日が来るかもしれません。

それでも、私たちには耐え抜き、蓄えた時間があります。同じ時間を過ごした仲間がいます。私たちの夢を、帰ることのできる場所を守ってくださった、たくさんの頼もしい先輩や上司の皆様がいらっしゃいます。

私は、配属されたグループにおいて多くの結果を残していきます。
そして、この先この会社が力強く発展し続けるために、非旅行分野の大きく重たい基盤作りに貢献できるよう、精進してまいります。 

改めまして、今日この晴れやかな日を無事迎えることが出来ましたこと、関わってくださったすべての皆様に感謝申し上げます。

そして、入社3年目の私たちではありますが、まだまだ未熟でご迷惑をおかけしてしまうことも多々あるかと思います。
すべての社員が、胸を張ってがむしゃらに働くことのできる日が来るまで、私たち331名は冒険と挑戦の心を絶やすことなく、常に強く正しく尽力してまいります。 

先輩方におかれましては、どうか厳しくも暖かいご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。


事業推進グループ よんぴ


記録用に😇

無事出向期間を終え、会社に帰任をした。

2年7ヶ月越しの自分の会社への出勤。

感無量というか、胸いっぱいというか。

そして、2020年入社でコロナの影響大直撃だった私たちのために、会社が2年7ヶ月越しに入社式を開催してくださるとのこと。

なんと、いやはや。

まさか入社式を経験することができるなんて。

きっと私たち以外にも2020年入社の人たちはコロナの影響でほとんどが中止になってしまった入社式。

開催のお知らせを聞いた時、すごく嬉しかった。

そしてそして、新入社員代表の挨拶をさせていただきました。5人のうちの1人だけど。

新入社員代表挨拶は、例年であれば成績優秀な方とか、期待されている方がやるものですが、

今回は挙手制とのことだったので、いざ。🙋‍♀️

いろんな人から、「何でやろうと思ったの?」と聞かれたのだけれど、正直にいうとこれといった理由はなく。

「やりたい!」よりも、「やらなきゃ」という感覚に近かった。

みんなの気持ちを代弁しなきゃ!みたいな。

メールにて、応募がかかったその30分後には、フォームから応募を完了させていた。

使命感というか、なんというか。

自分でも説明するのが難しい動機なんだけど。

昔から事あるごとにこういう気持ちになることがおおくて。

学級委員、合唱コンの指揮者、体育祭の応援団長、部活動の部長、などなど。

根本にはきっと目立ちたがり屋の気質があるんだと思う。

大人になってからは、緊張とか結構するようになっちゃって、みんなの前の発表も結構アガっちゃって。(中高の同級生が聞いたら驚くだろうけど)

大学の時はそういう目立つこととかぜんぶ避けてました。

この2年7ヶ月の間に私の心の中で何が起こったのかはわからないけど。

出向期間中に退職して別の道を歩み始めた子が私の周りは特に多くて。

心のどこかで「みんなが頑張って耐えてきたことを、私はちゃんと覚えてなきゃな」「みんなの成就しなかった気持ちも、全部ちゃんと持って帰らなきゃな」という気持ちがあったのか、勝手に背負ってたみたい。

まあ、完全に自己満足ではあるんだけども。

その勝手に背負わせてもらったみんなの気持ちとか、そういうの、代弁できると確信してたのかも。(知らんけど)

本番は、すごーーーーく緊張して!!!

指はガクガク。

深呼吸しまくり。

でも、いざ台の前に立つと、今目の前にいるたくさんの人の中には、私が感謝を伝えたい人とか、これからも大事にしていきたい人たちがたくさんいるんだなと実感できて。

用意していた挨拶文を、ちゃんとゆっくり丁寧に話すことができた。

私はこの1年半一緒に出向していた同期のことを、「不幸中の幸い」と呼んでいる。

コロナで思うようにことが進まず、働けず、同級生たちに遅れをとり、やりたくない仕事をすることになり、戻れるかもわからず。(すごいネガティヴ)

そんな不幸ななかでも、唯一頑張れた理由はやっぱり同期たちがいたから。

挨拶では夢とか憧れとか信念って言ったんだけど、やっぱりそういうのを守れたのは一緒にいてくれた同期たちのおかげで。

楽しいこと、つらいこと、悲しいこと、そういうのを全部共有できる存在ってなかなかいないから、本当に出会えてよかったなと思う。(なんか青いな)

同期たちの心を代弁したいなんて、すごく図々しくておこがましい考えかもしれないけど。

なんか、謎の自己満足と使命感に駆られて。

筆を取らせていただいた次第であります。

みんなから感想を言ってもらえたことがうれしくて、頑張ったねって言って労ってくれるのもとてもとても嬉しくて、やってよかったなってじーーんって心の底から思えた。

本当は、配属が自分の想像と全然違って、すごくすごく落ち込んでて。

この2年7ヶ月なんだったんだろうって思っちゃったりもしてたけど。

冷静に客観的に見つめてみると、自分が得意としていた業務ではあるし。

規模としてもなかなか大きくてやりごたえがありそうだし。

結構な数の色んな人を救えそうだし。

あれ、結構楽しいんじゃないか?と思ってきたり。

まあ仕事自体にすごい楽しみを見出せているわけではないんだけど、そんなに落ち込むほどのことでもないなと思ったり。

ちょろいな自分。

最近ぜんぜん投稿してなかったんだけど、今日は久しぶりの投稿。記録。日記。

ちなみに最近はSilentと、ネトフリのファーストラブにハマってしもた、

やっとやっと日本ドラマの本領発揮だね。

一番好きな日本のドラマは、「Mother」と「半分、青い」なんだけど、余裕でこれらを上回ってくれそうな予感がしたり。しなかったり。

ラジバンダリー!!!

お風呂入ろ。


よんぴ


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