「みんなの 日本語 39課」~新米日本語教師の授業、その2。

みんなの第39課、1回目。
まずは練習Aの1

「て」形は16課、34課に続き、3回目。
39課に入る前に復習をする。

まずは16課の「Vて形、Vて形」
(例)
神戸へ いって、映画を みて・・・
本を 読んで、 CDを きいて・・・

つづいて34課の「Vて形、V]「Vない形、V」
(例)
かさを もって・・・
かさを もたないで・・・

39課の「て」、1つめは気持ちの「て」。
まずは、気持ちの言葉をあげてもらう。

※「からい」といわれて、びっくり。
残念、「からい」は気持ちでは、ないです。

それから文型の説明。

1つめ、Vて形(理由)、気持ち

友達から プレゼントを もらって、うれしかったです。
ケータイを 落として、がっかりしました。

このあと、「て形」への変化と、気持ちの言葉を穴埋めする練習。

2つめ、「Vない形(理由)+て、気持ち

(例)
お金がなくて、心配です。
彼女と会えなくて、かなしいです。

※ある学生から
彼女と 会えなくて うれしいです。
といわれる。
なにがあったんだ・・・

このあと、「ない形」への変化と、気持ちをいれる練習。

3つめ、(イ形容詞、ナ形容詞)+て、(できません、わかりません)

(例)
からくて 食べられませんでした。
小さくて、着られませんでした。
(まちがえて「太って」で説明。太っては動詞だった・・・)
仕事が忙しくて、遊びに行けません。

<練習Bー1>
とられる ー> とられて が出てこない学生が数名あり。

<練習B-2>
来ませんでしたー>来なくて
うしろに「た形」があるので、ここは「来なくて」でOK。

<練習Bー3>
痛いです ー> 痛くて
形容詞の て形変換を忘れている学生が 数人いた。

※困るってどういう意味ですか。
そうですね・・・こまってしまった。
なんとか例をあげてみる。

<練習C>
会話練習。
5組に前で会話してもらう。
「カラオケ」に人気あり。
男子学生と女子学生どうしは、本当に誘っている感じ。

わるい理由をあげる。

地震、雷、

文型4、(わるい理由)で、結果(わるいこと)。

日本の災害を説明する。
1985年8月12日の飛行機事故。
1995年1月17日の地震。
2011年3月11日の津波。
更にこの前の台風。
地震がある国から来ているので、地震について理解あり。

※洪水(こうずい)がわからない、と質問あり。
川の水があふれることです。
あふれるって、未習かも。

(例)
地震で 多くの人が死にました。
津波で 多くの人が死にました。
台風で 木が 倒れました。

ついかで、悪い言葉でも使うことを補足。
(例)
仕事で、参加できませんでした。

このあと、災害+での文章変換練習。

練習Bー4
雷のイラストが火事に見える。これは仕方がない。

練習Cー2
首相について、説明。
ただ名前をど忘れ。そうそう、きしださんです。
首相が入院した、離婚した、やめた の例。
なかなかシビアな会話である。
また5組で会話練習。

※「こぼす」は他動詞ですか。自動詞ですか。
あれ、どっちだったかな。
休憩時間にしらべて、他動詞であることを説明。

このあとは文型練習帳で練習。


て形は3回目だし、気持ちの言葉もだいぶ覚えてきたので、理解はしやすかったよう。

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